”アレ”実現へ!先発ローテ最年長の西勇輝が抱負を語る

”アレ”実現へ!先発ローテ最年長の西勇輝が抱負を語る

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気がつけば年長者となった西勇輝投手。“アレ”を成し遂げ、岡田監督の胴上げを実現するためにも、全力投球で白星を重ねる決意をしています。ベテランらしい堂々としたピッチング、大いに期待しています!

【ポジティブ】阪神・西勇輝が明かす裏話 岡田監督との2度目の師弟関係、作戦面や技術面で意見聞かれることも
サンケイスポーツより)

阪神・西勇輝投手(32)がサンスポ読者だけにシーズンを通して思いを伝えるコラム「ポジティブ」(掲載不定期)がスタート。第1回は、オリックス時代の指揮官でもある岡田彰布監督(65)への思いや、今季への意気込みを語った。先発の柱としてフル回転を期す右腕が、今季2度目の先発となる11日の巨人戦(東京ドーム)で初勝利を目指す。

サンケイスポーツの読者のみなさん、西勇輝です。今年からこのコラムを通して僕の思いを伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。

今年から岡田監督が就任されて、僕たち選手たちにとってはとても刺激になっています。

僕自身、オリックスに入団2年目の2010年から岡田監督にお世話になっていますが、サインプレーやミーティングの話も当時と似ていますし、すごく分かりやすいです。オリックスのときと違うのは、監督に話しかけられるようになったこと。僕がチームで最年長(32歳)というのもあって作戦面や技術面について「ここ、どう思う?」と意見を聞いてくださることも多いです。

岡田監督は若手だった僕をローテーションに選んでくださいました。当時はいろいろなことで怒られたりもしましたが、それがあったから今の僕があると感じています。高校からプロに入ってきた自分の力のなさを痛感できた試合がすごく多く、監督が言ったことに対して「なんやねん」という理不尽な思いは全くありませんでした。間違っていることは何一つなかったですし、自分の技術が足りなかったことが原因でしたから。今振り返ると、英才教育をしてくださったのかなと思います。

若手では僕しかローテーションにいなかったですし、ロングリリーフや連投も経験させていただいて、その経験がすごく生きています。監督、投手コーチも含めていいことも悪いことも遠回しではなく、ダイレクトに言ってくださいました。若手のときにご指導してくださったおかげで浮かれることなく、現在まで先発のローテーションとしてやっていくことができたと思います。

今年から新たに阪神と4年契約をいただきましたが、気持ちとしては一年一年が勝負だと思っていますし、しっかりやらなあかんなという思いが強いです。

野球人として優勝が一番の目標ですが、個人としては今年もローテーションを守ることを掲げています。ローテーションの6人のなかで誰か一人でも欠けてしまったら、そこが負けの1試合になってしまう。チームの勝利を一番に考えてやっていきたいと思います。

チームとしては矢野監督のときからずっとまとまりがあると感じています。ただ、優勝するためには何かが足りなかったのかなと思いますし、その何かをみんなで考えていきたい。優勝を経験していない選手が多く、何が足りていないのかが分かっていない状況ですし、一番年上の僕も優勝は経験していません。誰かが、ではなく、チーム全員で目指していきたい。シーズンが終わったときにみんなで笑顔で肩を組んでいる写真を一枚でも多く撮れたらと思います。

11日の巨人戦で今季2度目のマウンドに上がります。9日のヤクルト戦で延長12回まで投手陣は投げていますし、カード頭で自分の仕事をしっかりしたいなと思います。自分の投げるボールに責任を持ってやりたいですし、自然体で臨みたいと思います。初勝利を目指して全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします。

西 勇輝(にし・ゆうき) 1990(平成2)年11月10日生まれ、32歳。三重県出身。菰野高では2年からエースで3年夏に甲子園出場(1回戦敗退)。2009年ドラフト3位でオリックス入団。11年から先発ローテに定着すると、12年10月8日のソフトバンク戦(当時ヤフードーム)でノーヒットノーランを達成。19年にFAで阪神に移籍。昨季は23試合に登板して9勝9敗、防御率2・18。通算成績は304試合に登板し、110勝96敗1S、防御率3・13。181センチ、81キロ。右投げ右打ち。背番号「16」

 

 

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