18年ぶり“ARE”へ!岡田×掛布が新春対談

18年ぶり“ARE”へ!岡田×掛布が新春対談

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明けましておめでとうございます。2023年、全国の虎キチの皆さんにとって“アレ”を目撃できる最高の1年となりますように・・・!

阪神・岡田彰布監督、掛布雅之氏との対談で佐藤輝の三塁守備「下手になってる」掛布氏も注文「一年間戦う体力を」
スポーツ報知より)

15年ぶりに虎の指揮を執る阪神・岡田彰布監督(65)が、スポーツ報知評論家・掛布雅之氏(67)との新春スペシャル対談で、18年ぶりの“アレ”に向けた構想を披露した。現役時代はクリーンアップを組み、1985年に日本一に輝いた2人は、気になる佐藤輝について本音でトーク。岡田監督は、「4番・大山」の構想のほか、3番にドラフト1位の森下翔太(中大)を起用するサプライズプランも明かした。

 掛布氏(以下、掛)「あけましておめでとう。阪神の監督は15年ぶりか。始動した昨年の秋季キャンプはどうだった?」

 岡田監督(以下、岡)「しんどいですよ(笑い)、ずっと立ってるのが」

 「でも、けっこう元気に動いていたよ。守りへの意識を高めようと感じた。ポジションは固定する考えでしょ? 一塁・大山、三塁・佐藤輝?」

 「大山は大丈夫だと思う。守備もうまい。(一塁に)固定したらゴールデン・グラブ賞も取るでしょうね」

 (間を置いて)

 「佐藤やねえ…」

 「ハハハ」

 「入団した時、佐藤は守備うまいなと思ったんですよ。グラブさばきも。秋に本格的にサードをやらせるつもりでノックを受けさせたけど、下手になってる」

 「右翼と併用だったことがあるのかもね」

 「そうそう。きっと、そのポジションで特守とかを受けてないんですよね」

 「あと佐藤で気になるのは一年間戦う体力だよね」

 「(東京五輪でシーズン終了が遅かった一昨年に)秋季キャンプをやっていないから、(背中の張りを訴えて特守を途中でやめるなど)ついてこれないもんね」

 「オフに追い込むことが大切」

 「自主トレ期間に本当にやらんとね。はっきり言って厳しいですよ、今の体力では」

ドラ1森下3番ある 「休ませながら使うの? 疲れるまでやらせるの?」

 「そら、疲れるまでやらせます。休ませる選手じゃないでしょ。佐藤と大山はフルで出てほしいんだから。僕ら、オープン戦からずっと出ましたよね」

 「休ませてくれないもん(笑い)。4番はだれ?」

 「まあ、やっぱり大山」

 「3番は?」

 「外国人(ノイジー)。はまってくれたらいいですけどね」

 「そうなると、5番に佐藤を?」

 「うん、5番くらいに置いた方が」

 「じゃあ、外国人が3番にはまるかどうかだ」

 「大きいですね。でも、もう思い切って、ドラフト1位の森下ね。森下3番で、外国人6番でもええと思ってるんですよ」

 「ええっ!?」

 「肩も強いからライトで」

 「それは面白い。守る野球をきちっとしないと“アレ”は見えてこないよね」

 「ピッチャーはいいから、守りさえ固めれば、ある程度は勝負できますよね。怖いと思っているのは、DeNAですね。投手陣が故障なく投げたら、ヤクルトより力はあると思う」

 「今永という柱もいるし、確かに怖いね。開幕の相手はそのDeNAか。楽しみにしています」

 ◆岡田 彰布(おかだ・あきのぶ)1957年11月25日、大阪市生まれ。65歳。北陽高(現関大北陽)で1年夏の甲子園でベスト8。早大を経て79年ドラフト1位で阪神入団。80年、新人王。85年、日本一に貢献してベストナイン。94年にオリックスに移籍し、95年限りで引退。通算1639試合で1520安打、247本塁打、836打点、打率2割7分7厘。96年からオリックス2軍助監督兼打撃コーチ。98年に2軍打撃コーチとして阪神復帰。2004年から1軍監督。05年リーグ優勝。08年限りで退任。10~12年はオリックス監督。175センチ、77キロ。右投右打。背番号80。妻と1男。

 ◆掛布 雅之(かけふ・まさゆき)1955年5月9日、新潟・三条市生まれ、67歳。千葉・習志野高で2年夏に甲子園出場。73年ドラフト6位で阪神入団。79年に初の本塁打王。82年は本塁打、打点の2冠。84年、3度目の本塁打王。85年、4番・三塁手として日本一。88年限りで現役引退。通算1625試合で1656安打、349本塁打、1019打点、打率2割9分2厘。16、17年は阪神2軍監督。現役時代は175センチ、77キロ。右投左打。



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