22年シーズン総括、矢野前監督の「遺産」とは

22年シーズン総括、矢野前監督の「遺産」とは

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結果が出せなかった22年シーズン、総括するならば「ダメだった」1年間、という事にはなるのでしょう。しかし、矢野前監督が選手達に求めてきた事は、決して無駄にはならなかったはずです。来シーズン、岡田監督の下で各選手が大爆発してくれることを期待して、今年1年を終えましょう。

【虎番が見た2022年】価値ある遺産 矢野監督の「人間教育」 岡田新政権でも生かせるはず
スポーツニッポンより)

 良いことも、悪いことも、いろいろあった――。2022年の阪神を担当記者が振り返る「虎番2022プレーバック」。スポニチが誇る6人の虎番が個々にテーマを設定し、通常の紙面記事とは異なるネタ、目線、切り口で紹介する。

 矢野監督から岡田監督となり、チーム方針も大きく変わった。中には「真逆」に思える考え方もあり、これほど劇的に変化する政権交代も珍しい。ファンもメディアも、新鮮で説得力のある岡田監督の言葉にひきつけられている現状だが、だからといって矢野監督の教えが無になることはないと思っている。

 選手の可能性を広げるために、複数のポジションや打順で起用した矢野監督に対し、岡田監督は主軸は守備位置も打順も固定することを早々と明言した。盗塁は選手の判断を優先した矢野流に対し、岡田流はサインで走らせる。全力疾走や声出しも評価した前者に対し、後者はあくまで野球の技術を求める。

 指導法としては、よりアマ的だった矢野監督と、プロ的な岡田監督となるだろう。ただし矢野監督が4年間、口酸っぱく伝えてきた「諦めない」「失敗を恐れない」「誰かを喜ばせる」といった考えは、確実に選手に浸透し、それは何をするにしてもマイナスにはならない。

 矢野監督は退任前に「次が岡田さんやから言いにくいけど…」と苦笑いしながら「何年後かにでも、あの時にああしておいて良かったと思ってくれれば」と話していた。監督が代われば、その方針に従うのは当然。一方で選手は個人事業主だ。いろいろな指導者から教えられてきたことから、自分に合うもの、糧となるものを取り入れてレベルアップに励めばいい。矢野監督が注力してきた「人間教育」。岡田監督が施そうとしている「野球教育」。この2つは相いれないものではない。

 

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