井上広大選手のバットから快音が止まりません。18日のウエスタン・広島カープ戦に5番・レフトで出場すると、脅威の2打席連続アーチを叩き込みました。前日の“5タコ”からの復調ぶりには目を見張るばかり、和田2軍監督も驚きの表情でした。「昨日全く打てず、真っすぐをファウルにすることが多かったので、１スイング目で打てたのは良かった」との本人談の通り、積極的なスタンスで結果を残しました。
7回2アウト1塁の場面では相手左腕・高橋投手が投じた145km/hのストレートを見事に捉え左中間スタンドへ今春第1号となる2ラン。9回には走者なしながら同じく145km/hのストレートを綺麗に弾き返し、本人も驚く2打席連続アーチで1点差に迫る大活躍となりました。
前日は5打数0安打3三振と良いところなく終わっていただけに、積極的に振り抜く気持ちを持って臨んだのでしょう。「昨日は昨日、今日は今日」と前向きに立った打席で、本来の持ち味を発揮してくれました。2回のヒットと合わせて3安打猛打賞、自信に繋がったはずです。
オフ期に合同自主トレを行ったジャイアンツ・岡本選手のWBCでの活躍にも刺激を受けています。今シーズンこそ開幕1軍、スタメン奪取へ。ラストスパートで結果を出し続ける決意です。