短期決戦で一気に流れを掴むため、岡田監督の脳裏には色々な作戦が浮かんでいるようです。トップシークレットとされる戦術が飛び出す事も楽しみですね。オーソドックスに戦う強さと併せて、見どころいっぱいのCSとなりそうです。
岡田監督に秘策アリ「そんなんマル秘事項やからな」大舞台で大胆シフトや作戦見られる？
（日刊スポーツより）
阪神岡田彰布監督（65）が7日、短期決戦用の秘策を用意していることを明かした。
2日間の休養を終え、チームは18日開幕のクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージへ向け甲子園で始動。いきなり走者を置いての投内連係を入念に行った。指揮官は「マル秘事項やからな」と詳しくは明かさなかったが、大舞台で大事な1点を守り抜く大胆なシフトや作戦が見られそうだ。
短期決戦の戦い方を問われた岡田監督はニヤリと不敵に笑った。「やっぱりある程度は変えなあかん。そんなんマル秘事項やからな」。詳細はトップシークレットとしたが、シーズン中に見せなかった秘策を用意しているとみられる。
練習再開初日、打撃練習より先に走者を置いた投内連係を行った。投手は村上、伊藤将、大竹ら先発陣。バントシフトや二塁けん制などの動きを丁寧に確認した。キャンプ以来のメニューに指揮官は「やっぱり自信やろな。スムーズやもんな。あんだけ変わるもんやな」と目を細めた。続けて行ったシートノックでは外野の返球を見て「誰1人高いボールはないやろ？ そんなもんやろな、意識を変えたら」と納得顔だ。
“秘策”で考えられるのは一、三塁が極端に前に出てくるバントシフトや通常とは違う二塁けん制、相手を誘い出すピックオフプレーなどだろうか。シーズン後半戦も披露できなかったサインプレーもある。指揮官は「あまりそういう機会がなかったからな。絶対に1点やったらあかんという場面とかな」と説明。1点が明暗を分ける短期決戦でこそ、大胆な秘策も生きる。「いろんなことを変えなあかんわ。143（試合）のデータがある。それを分析するわけやから」と攻撃面でも秘策を練っている。
CSファイナルは本拠地甲子園が舞台。断然有利かと問われ「そんなん当たり前やんか」と笑い飛ばした。今季甲子園では36勝23敗3分けで貯金13。「作戦とか戦法とかは短期決戦やから変わると思うけど、メンバーは別に変えようと思っていない」。守備への意識も技術も高まった、信頼するナインだからこそ秘策を託せる。「守りの野球」で必ず日本シリーズの切符をつかみ取る。
○…阪神岡田監督は中継ぎ陣の人選に頭を悩ませそうだ。「中継ぎのメンバー構成が一番難しいやろうな。やっぱりオレは真逆やと思うで、広島とDeNAは。まして、（左の）佐野が出ないと。リリーフに関しては枚数は変わるかも」。広島は西川、坂倉ら左、DeNAは牧、宮崎ら右の好打者が多い。ブルペン8人を右3人、左5人など短期決戦用に極端にするようだ。
————————————
阪神タイガースNEWSがてんこ盛り！
その他の記事は日刊スポーツで！！