運命のドラフト会議。岡田監督の構想は・・・?

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手の内を明かさない方針の岡田監督。全国の虎キチにとっては、この後開かれるドラフト会議でいの一番に読み上げられる名前が誰になるのか、興味津々です。いい選手を獲って、しっかり育てて長く活躍できるように持っていきたいですね。

阪神・岡田監督「何も決まってないよ」1位指名は当日決定へ “補強ポイント”ピタリの青学大・常広が最有力
デイリースポーツより)

「2023年プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、午後4時50分から都内のホテルで開催される。25日に都内ホテルで行われたスカウト会議後、取材に応じた阪神・岡田監督は1位指名の決定は当日に持ち越しになったことを明かした。1位最有力候補は青学大・常広羽也斗投手(22)。常広を巡っては広島が1位を公言しており、日本ハムも1位指名する方針。岡田監督、新井監督、新庄監督による、クジ引きによる対決が実現する可能性がある。

 緑のネクタイとジャケットで決めた岡田監督は「何も決まってないよ」とつぶやきながら控室に入ってきた。「野手いないやろ?やっぱりピッチャーになるよな」。虎のターゲットは大卒右腕。他球団の動向や情報を収集した上で、ドラフト1位指名は会議当日に決定すると明かした。

 1位の最有力は球団内で最も評価が高い常広とみられる。岡田監督は「うちは左おるから。ピッチャーで言うたらやっぱり右」と話しており、補強ポイントにピタリと当てはまる。大学No.1の呼び声が高い常広はMAX155キロの速球は伸びがあり、フォークの精度も高い。どちらでも空振りが取れるのが特長だ。今春の全日本大学野球選手権では明大との決勝戦で10奪三振の完封勝利。最高殊勲選手賞と最優秀投手賞の2冠に輝いた。

 7月に米国で行われた日米大学野球を戦う大学侍ジャパンでは守護神として16年ぶり2回目の敵地開催優勝に貢献。先発、リリーフどちらでもできる器用さも持ち合わせる。

 その他の右腕では下村(青学大)、西舘(中大)らも上位候補の逸材だ。「明日、決定やろ?それまでにある程度、情報が入ってくるやろ」。会議前に1位を公表していたのは広島と西武のみ。その後、ソフトバンク、中日が公表し、さらに巨人、日本ハムも1位指名選手の方針を固めた。ドラフト前日に6球団の1位が判明した形となり、情勢は変わってきた。

 指名選手が競合した場合、クジは2年連続で岡田監督が引く。ただ、表情は浮かない。「“俺が引く”っていうのが(球団内に)いてる?」。阪神、オリックス監督時には外れ1位の抽選を含めて、クジは1勝8敗と大苦戦。昨季は巨人・原監督との一騎打ちの末、当たりクジを先に引かれてしまった。他球団の動向次第では一本釣りを狙う可能性もありそうだ。

 「当たればいいけど、外れたときに取ろうとした選手が他に取られる可能性もあるしな」。常広を巡り、広島・新井監督、日本ハム・新庄監督との対決が実現すれば、今ドラフトのハイライトとなるに違いない。競合覚悟か一本釣り狙いか-。名将の決断の先にドラマが待っている。

 

 ◆常広 羽也斗(つねひろ・はやと)2001年9月18日生まれ、22歳。大分市出身。180センチ、73キロ。右投げ右打ち。投手。豊府小3年から豊府少年野球団で野球を始め、南大分中では大分シニアでプレー。大分舞鶴では1年夏からベンチ入り。青学大では2年春にリーグ戦デビュー。優勝した今春の全日本大学選手権では最高殊勲選手賞と最優秀投手賞の2冠に輝いた。最速155キロ。50メートル走6秒2、遠投120メートル。

 

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