タイガースに移籍後、本拠地での初アーチで大勝に華を添えた渡辺諒。岡田監督の期待にしっかり応えてくれました。打線は爆発、投手陣はしっかり抑えて8-0の完封勝利と、エンジンがかかってきましたね。この調子で勝ちまくってください!
阪神・渡辺諒、甲子園虎移籍後1号 七回には適時打〆て3打点
(サンケイスポーツより)
(セ・リーグ、阪神8-0中日、12回戦、阪神8勝4敗、29日、甲子園)甲子園に立てば、不思議と力がみなぎってくる。迷いなきスイングで直球を破壊すると、白球は追い風に乗ってバックスクリーンに吸い込まれた。渡辺諒がタテジマとして甲子園1号を放ち、初めて上がった聖地のお立ち台で声を弾ませた。
「超満員のなかで(ダイヤモンドを)一周できたというのはすごく気持ちよかったです」
3―0で迎えた五回だ。1死一塁で打席に立ち、先発・松葉の高めの直球を一閃。4月13日の巨人戦(東京ドーム)以来となる今季2号2ランは阪神移籍後、甲子園初アーチとなり、「ホームチームとして打てたのはすごくうれしかった」と喜びをかみしめた。
日本ハム時代の2019年6月8日には満塁弾を放ち、東海大甲府高2年の夏にも甲子園で本塁打を記録。どれも忘れられない記憶ではあるが、特にタテジマでの一発は「一番気持ちいいホームラン」と振り返った。
これで終わらない。七回にも真っすぐを捉えて右中間へ駄目押しの適時二塁打を放ち、今季最多の1試合3打点。日本ハム時代に「直球破壊王子」の異名を取った男が実力を遺憾なく発揮した。4試合ぶりのスタメン起用に応えた渡辺諒に、岡田監督も「思い切って、『渡辺3番』言うてやりましたけどね」とえびす顔だ。
開幕から三塁のレギュラーだった佐藤輝が不振などの理由で25日に2軍降格。〝空席〟となった定位置をつかむため、28歳も必死で白球に食らいつく。
「出るからには結果を残さないといけない。きょうはアピールできたのでよかったけど、また明日からも試合は続くので、切り替えてやっていけたら」
レギュラーも、〝アレ〟もファンの心も全部つかむ。貪欲な姿勢で虎を活気づける。
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