梅野、正捕手として今シーズンを駆け抜ける決意

梅野、正捕手として今シーズンを駆け抜ける決意

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併用が続いた昨シーズンまでとは、立場がガラリと変わることになりそうです。岡田監督から正捕手に名指しされた梅野が、今季に懸ける並々ならぬ決意を語ってくれました。自身がベストナインに選ばれるパフォーマンスを発揮すれば、自然とチームは“アレ”にたどり着くはず。頑張ってください!

〝正妻〟指名受けた梅野隆太郎が目指す「アレ」と「ベストナイン」
東スポWEBより)

捕手はゲームに出場するナインの中で唯一、バックスクリーンに正対した守備位置につくため、他8人の動きを俯瞰することができる。阪神春季キャンプで16日に行われたシートノック、投内連係などの守備練習に参加した梅野隆太郎捕手(31)は「一つひとつのプレーを大切にしながら皆が動けている。ミスも少なくなっているし集中力も出ている」と新チームに漂う緊張感に手応えをにじませる。

 昨季は坂本との併用も多く、規定打席にすら到達できなかったが、岡田彰布監督(65)は就任直後から「チームの正捕手は梅野」と明言。さらに今季は「3人目(の捕手)も使えるのがおれば入れるけどな。ベンチに入れとくだけじゃアカンからな」と〝捕手2人制〟でシーズンを戦っていく可能性も示唆している。

 ベンチ入りの捕手が2人となれば、正妻・梅野は負傷退場などのトラブルがない限り、基本的に試合終了までフル出場となる。負担は増大することになるが、背番号2は「意気に感じている。捕手としての役割をまっとうしたい。チームにとっても重要なポジションなので」と強い決意をにじませる。

 6月で32歳。プロとして最も脂が乗り切る年齢だけに自身初となる〝アレ〟実現への思いは人一倍強い。これまでも「優勝すればすべてが報われるはず」とたびたび発言。まだ見たことのない景色を今年こそは目に焼きつけたい。

 個人としての悲願はリーグ最高の捕手に送られるベストナインだ。セ・リーグは直近10シーズンで9度、優勝チームの捕手が同賞に輝いている。ゴールデン・グラブ賞を過去3度(2018~20年)受賞しながら、ベストナインとは縁がなかった梅野だけに「捕手は個人としての成績だけでないところで評価されることが多かったので。これまでは悔しい思いもしてきた」と率直な心境を明かす。

 チームとしても個人としても、欲しいものは今季こそ全て手に入れる。オフの鍛錬の結果、丸太のように膨れ上がった二の腕が虎の扇の要の強い意志を、雄弁に物語っている。

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