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敗戦の中でもキラリ。若虎右京が初アーチ含む猛打賞!

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四球で最後は押し出しサヨナラ負け・・・なんとも後味の悪い逆転負けの試合で、若虎・右京が希望の光となる活躍を見せてくれました。プロ初アーチを含む3安打の固め打ちで、スタメン定着へしっかりアピール。得点力不足に苦しむ台所事情を救ってくれる存在となりそうです。

未来の大砲・前川右京が覚醒の猛打賞 プロ1号は「長すぎましたね」ボールは「家族に」
日刊スポーツより)

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ5-4阪神>◇5月31日◇ZOZOマリン

虎に希望のアーチだ! 「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦(ZOZOマリン)で阪神の若武者が躍動した。6番DHで出場した高卒3年目の前川右京外野手(21)が6回にプロ1号となる2ランを右中間席に運んだ。前日30日まで8戦連続3得点以下だったチームに4点目を刻んだ。4回に二塁打を放ち、7回にも右安打。試合は延長10回4-5でサヨナラ負けを喫したが、未来の大砲と期待される男が覚醒の猛打賞だ。

打球は大きな弧を描いて右中間スタンドに吸い込まれた。一塁を駆け抜けたところで右手人さし指を空へと突き上げた。ベンチに戻ると待ち構えた先輩に頭をポンポンとたたかれ、白い歯をキラリと光らせた。前川がプロ1号2ランを決めた。

完璧に捉えた。「6番DH」でスタメン出場。2点ビハインドの6回無死一塁。ロッテ美馬の7球目、高めの直球をフルスイング。右翼席へ飛び込む同点2ランを決めた。貴重な一撃で、試合を振り出しに戻した。

「ワンチャンかなって感じでした。結構入ってくれ!って感じで、ギリギリかなと思って。入ってくれたのでよかったです」

プロ通算69試合、196打席目で待望のプロ初アーチだ。「長すぎましたね。ホームランバッターじゃないのでなんとも言えないですけど、やっと打てたかな」と胸をなで下ろした。

今季は高卒3年目で初めて開幕スタメンを勝ち取った。だが、東京ドームでのビジター開催。家族へのチケットを準備できなかった。開幕2戦目、3月30日巨人戦のチケットをプレゼント。家族は父・栄二さんが運転する車で三重から約6時間かけ東京ドームへ応援に駆けつけた。しかし出場機会はなし。それでも父は「姿を見られてよかった」と喜んだ。

母とは今オフに毎年恒例のイチゴ狩りに出かけた。一緒にランチに出かけるほど仲が良く、自ら店を選んでサンドイッチをほおばった。プロ入り後に財布をプレゼントし、喜んでくれたこともあった。「これからは僕が恩返しできるように」。21歳が豪快な1発で親孝行。ホームランボールは「家族に渡したいなと思います」と思いを込めた。

虎打線の救世主になった。前日30日まで8戦連続3得点以下だったチームに4点目を刻んだ。4回に二塁打を放ち、6回に1号2ラン、7回には一時勝ち越しの右適時打で、三塁打が出ればサイクル安打という活躍。今季チーム初のDH起用に応えた。だが、延長10回にサヨナラ負け。試合後真っ先に口にしたのは「勝ちたかった」。近い将来の主砲として期待される背番号58が、勝利に導くアーチを重ねる覚悟だ。

 

 

▽阪神前川の恩師、智弁学園・小坂将商監督 196打席目の1本、うれしいですね(笑い)。右京はシーズン中も「また頑張ります」などこまめに連絡をくれる、かわいいやつです。開幕スタメンの時は、緊張すると思い「143試合のうちの1試合だと思って」と送りました。本人が一番打ちたかったと思う。これでコツをつかんで、どんどん打ってほしいです。

▼高卒3年目の阪神前川がプロ1号。阪神で交流戦でプロ1号を放った生え抜き選手は07年庄田隆弘、13年柴田講平、14年緒方凌介、17年岡崎太一に次いで5人目。高卒選手が交流戦でプロ1号を記録するのは球団初だ。前川は智弁学園(奈良)出身で、庄田と岡崎も同校から大学や社会人を経由してプロ入りした。

◆前川右京(まえがわ・うきょう)2003年(平15)5月18日生まれ、三重県津市出身。智弁学園では甲子園に3度出場し、3年夏は6試合通算22打数10安打(打率4割5分5厘)、2本塁打、7打点で準優勝に貢献した。21年ドラフト4位で阪神入団。昨年5月30日西武戦で1軍初出場。176センチ、83キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸850万円。

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