ドラ1森下に指名挨拶、ルーキーでのスタメン奪取目指せ!

ドラ1森下に指名挨拶、ルーキーでのスタメン奪取目指せ!

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期待のドラフト1位・森下選手へ指名挨拶を行ったタイガース。岡田監督は1年目からクリーンナップに入り中軸として活躍することを要望として伝えました。1年目から3割、25本。頑張って目標を実現してほしいですね!

中大・森下翔太、阪神・岡田監督の1年目でレギュラー取り指令にドラ1応えた 「クリーンアップを打つ覚悟」打率3割、25本塁打
サンケイスポーツより)

阪神からドラフト1位指名された森下翔太外野手(22)=中大=が21日、東京・八王子市の中大キャンパスで岡田彰布監督(64)らから指名あいさつを受けた。前夜の指名直後に虎将から求められた1年目からのレギュラー取りどころか、その上を行く「クリーンアップを打つ覚悟」を口に。打率3割、25本塁打という明確な目標もぶち上げた。右方向への〝ビッグフライ〟を強みとする右打ちの大砲と岡田虎の、運命の出会いだ。

豪快なのは、全方位にほうり込んでしまう打撃だけではなかった。歴戦の将を目の前にして、並の新人なら〝口を慎む〟ところだが森下は違う。改めてドデカい目標を口にしただけでなく、岡田虎を勝たせるのは自分なんだと腹を決めていた。

「将来的には三冠王が一番の目標。1年目からスタメンを勝ち取って、クリーンアップを打つという覚悟はできている」

運命のドラフトから一夜。三冠王は指名直後にも宣言していたが、そこへさらに中軸を張る自覚も加えた。岡田監督からも前夜、1年目でのレギュラー取りを命じられたが、森下としても望むところだった。大山、佐藤輝と名を連ねてみせる。よほどの自信がなければ、こんな覚悟は口にできない。グレーのスーツに身を包んだ岡田監督が、東京への滞在時間を延ばしてまで指名あいさつに駆けつけてくれたが、対面するよりも早く、岡田虎の来季を担う決意は固まっていた。

ただでさえ、新指揮官が求めるものにがっちりハマる「右の強打者」だが、そんな森下が強みと自負するのが右方向への大きな当たりだ。「逆方向に長打を打てるのが自分の魅力」とキッパリ言い切る。横に並んだ虎将も圧倒されるような1メートル82、90キロの肉体で、猛烈なスイングスピードを誇る。捉えてしまえば、方向など関係なくとんでもない打球が飛ぶ。広い甲子園でなくては収まり切らなかった、まさに大山や佐藤輝に並び得るスケールの大きな男だ。

岡田監督も思わず目尻が下がり「大きいのを打てるし、守備も走力もAランク」と期待が次々に口をつく。ドラフト会議直後から来春の1軍キャンプに連れて行くことを明言しており「将来じゃなく、最初から1軍の戦力としてやってほしい」と、再度〝懇願〟した。今季は大山が23本塁打で佐藤輝が20本塁打。そこへ森下が居並び、和製大砲トリオとなってくれるのなら、一気にアレ(優勝)も近づく。将も「3人が本塁打20本以上打てれば、すごい戦力になる」と期待を隠さない。

森下の野望はとどまることを知らず「打率3割、本塁打も25本以上打てれば視野に入る」と新人王にも意欲をみせた。これには岡田監督が「甲子園ではしんどいかも分からない。20本くらいにしておいたら?」と下方修正を勧め、ドッと笑いが起きた。だが、こんなにも自信と自覚に満ち、右方向にも驚異の飛距離を誇る森下なら浜風もこじ開け、すべてをかなえてしまうかもしれない。

「走塁や守備でも攻撃的な野球をやっていきたい」

 

森下 翔太(もりした・しょうた) 2000(平成12)年8月14日生まれ、22歳。横浜市出身。6歳で野球を始め、日限山中時代は戸塚シニアに所属。神奈川・東海大相模高では1年夏からベンチ入りし、2年春の選抜大会で4強。高校通算57本塁打。中大では東都大学野球リーグで1年春の開幕戦からスタメン。1、4年時に大学日本代表に選ばれた。182センチ、90キロ。右投げ右打ち。

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