正捕手固定へ。梅野vs坂本、スタメン争い加速か

正捕手固定へ。梅野vs坂本、スタメン争い加速か

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守備重視を打ち出す岡田野球にとって“扇の要”は最重要プレイヤーとなります。かつての矢野前監督のように・・・。

梅野か、坂本か、はたまた長坂か。スタメン固定となるのであれば、昨年以上に目の色を変えてキャンプに取り組むことが求められます。チーム内に競争を生むことも、チーム力アップには必要不可欠ですね。

阪神・岡田新監督 十分な先発投手に加えて「正捕手がいるチームは安定して戦える」
スポーツニッポンより)

 【連載・岡田の考え(6)】岡田彰布監督の基本は「守りの野球」だ。手堅いゲームプランに徹しながら、勝機を見いだす。バッテリーに対する考え方にも、それは踏襲されている。

 「打てるものなら打ってみろ」と投げ込む投手はプラス思考だ。自らの球に自信がないと、相手と勝負することはできない。だからこそ、リードする捕手はマイナス思考で、常に冷静、慎重であることが望ましいと岡田は考える。プラスとマイナスがあってこそのバッテリー。どちらもイケイケでは、いつかは炎上してしまう。

 だから岡田は「半信半疑で投げたらあかん。お互い納得の球で勝負するべき」と常に言い続けてきた。「これでいいんか」「大丈夫かな」の球では返り討ちにあう。そうした例を、岡田は何度も見てきた。配球で「相手の裏をかく」という発想がある。だが、岡田の考えではこれも危険な発想だ。野球では「うまく裏をかくことができた」というコメントより「裏をかくつもりだったのに…」というコメントが圧倒的に多い。相手も打席で必死に考えている。「表」と「裏」は分からないのが普通だ。裏をかこうとするリードより、大きな傷口にはならないというリードを求めているのだ。

 「捕手は察しないとあかん。配球に正解はないけど、間違っているという配球はある」というのも口グセだ。基本は外角。一発長打にはなりにくい。そこに打者が踏み込んできたときには、組み立てをまた考える。その繰り返しだ。

 先発投手の柱に、岡田が求めているのは(1)1年間ローテを守ること(2)5つ以上貯金をつくれること、の2点だ。青柳晃洋を中心に、先発陣の質と量は優勝できるレベルにあると、岡田はネット裏から見てきた。今後のバッテリーの課題は第一に正捕手問題だ。

 岡田の持論は「正捕手がいるチームは安定して戦える」。前回の阪神監督時代も矢野輝弘(現耀大)を一貫して起用した。だが、その矢野監督時代に、阪神は捕手を固定できなかった。今季のスタメン捕手は梅野隆太郎が80試合、坂本誠志郎が50試合。昨年は梅野が125試合、坂本が18試合。一昨年は梅野が86試合、坂本が24試合の数字が残っている。

 「チームの要やから、ある程度、おまえがレギュラーやという感じで使わないと」と岡田は言う。日替わり捕手でいい、という発想はない。甲乙つけがたい2人の捕手の考え方、行動を把握しながら、正捕手を絞り込む。

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