テル&大山アベック弾も空砲、乱打戦を落とし首位陥落

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ジャイアンツ相手に甲子園で6連勝、この日もぶちのめしてこのカード3タテといきたいところでしたが、乱打戦の末に大量失点をカバーできず惜しくも敗れてしまいました。しかし、大山&サトテルにアベックアーチが飛び出すなど打線は好調です。打って守って、“ウル虎の夏”残り3戦、全部勝ちましょう!

阪神・佐藤輝明&大山悠輔 首位陥落なんの、アベック弾で28日からの鯉倒に弾み! 即返り咲きや!!
サンケイスポーツより)

(セ・リーグ、阪神6ー9巨人、14回戦、阪神9勝4敗1分、27日、甲子園)阪神は巨人に6-9で敗れ、6月27日から守り続けた首位の座を10連勝を飾った広島に明け渡した。それでも八回に佐藤輝明内野手(24)が11号ソロを放ち、四回に12号ソロを放った大山悠輔内野手(28)とともにアベックアーチをマークした。28日からは広島を甲子園に迎えて首位攻防3連戦。上向きの主砲2人が引っ張り、すぐさま首位に返り咲く!!

両軍合わせて25安打の乱打戦の末に敗れ、6月5日に最大9ゲーム差つけていた広島に首位をさらわれた。突きつけられた、31日ぶりの首位陥落という現実-。それでも虎が誇る〝OS砲〟のアベックアーチが再奪首への希望だ。いざ、甲子園首位決戦へ! 佐藤輝は前を向き、必ずや鯉を打ち負かすと誓った。

「(カープは)10連勝っすか? 勝つしかないので。チームとして頑張ってやっていきたいと思います」

試合後のクラブハウスまでの通路で、すぐさま気持ちを切り替えた。最後まで勝利を目指し、ファイティングポーズをとり続けた。5-9の八回先頭。代わったばかりのビーディに対し、1ストライクから2球続けられた直球を一閃。飛距離127メートルの中越え11号ソロで、虎党の大歓声を巻き起こした。


「真っすぐを捉えることは基本なので。できてよかった」とうなずけば、岡田監督も「いやいや、だからずっと調子上がってるいうてるやんか」と評価した。6試合連続安打、4試合連続打点。なにより17日の中日戦(甲子園)以来5試合ぶりの一発をきっかけに、28日からの首位広島との3連戦へ臨む。

確かな復調の兆しを見せる5番とともに、4番も元気だ。1-2の四回には、大山が一時同点となる12号ソロを左翼席へほうり込んでいた。戸郷の初球146キロ直球を、ものの見事に捉えた一撃。25日の1戦目には菅野から逆転の11号2ランを放った主砲が、再び難敵撃ちをみせた。

「結局、最後は負けてしまっている。最終的にチームが勝っているように勢いをつけたい」

勝利のみを求めて打線の中心にどっしり構える主砲にとって、敗れては満足感などない。それでも大山と、その後ろを打つ佐藤輝による相乗効果は、なによりもタイガースの力となる。

連勝は3で止まり、6月27日から守り続けてきた首位からは陥落した。だが、流れは来ている。前回、2人がアベック弾を打ったのは5月19日の広島戦(甲子園)。その試合こそ7-10で敗れたものの、翌20日からチームは9連勝を飾った。大山と佐藤輝、2人が元気ならば、必ずチームは勢いに乗れる。

「まだ順位なんか。何試合あるの、まだ7月やで、今。大丈夫もクソもないわ。広島が勝ってるか負けてるかも知らんわ」と岡田監督が言えば、佐藤輝は「ホームランというのは流れを変えると思いますし、頑張って打ちたい」と言葉に力を込めた。真夏の天王山となる、長期ロード前最後の甲子園。主砲コンビを中心にガンガン打ちまくって、虎が〝定位置〟に舞い戻る。

 

 

■データBOX

◉…阪神の前回の首位陥落は6月25日。DeNAに同一カード3連敗を喫して2位に落ちた。翌26日は試合がなく、27日に再奪首したが、そこから守り続けてきた首位の座から陥落した。広島には6月5日時点で最大9ゲーム差をつけていたが、広島の10連勝で一気にとらえられた。

◉…阪神の大山と佐藤輝が今季3度目、通算9回目のアベックアーチ。前回は5月19日の広島戦(甲子園、●7-10)で、翌20日からチームは9連勝した。両者が本塁打を打った試合は通算で6勝3敗

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