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交流戦ラスト、悔しい大敗で負け越し締め

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先発の才木は思うように制球が定まらず球数が増えながらも、なんとかスコアボードに0の数字を並べてくれました。しかし、自慢であったはずのリリーフ陣がまさかの崩壊、終盤に大量9失点でまさかの大敗。交流戦は尻すぼみで終了してしまう結果となりました。

ブルペン崩壊、交流戦借金締めも岡田監督「もっと負けてるよ、普通やったら。御の字よ」
日刊スポーツより)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神0-9ソフトバンク>◇18日◇甲子園

自慢のブルペンが崩壊した。

岡田阪神が「日本生命セ・パ交流戦」で、失速した。ソフトバンクとの最終戦は今季ワーストの9点差をつけられ、7度目の0封負けと完敗。リリーフした4投手が失点を重ねるなど打ち込まれた。交流戦は7勝10敗1分けと借金3で、この日勝利した2位DeNAに2ゲーム差まで迫られた。チームが不調なまま、23日から敵地横浜でDeNAと首位攻防3連戦を迎える。

甲子園が静寂に包まれた。出てくる投手が次々と打ち込まれる。なかなか試合が終わらない…。交流戦ラストは4時間23分のロングゲーム、今季最多の4万2640人で埋まった甲子園に空席が目立ち始めた。0-9の大惨敗。最低でも勝率5割を考えていた交流戦は7勝10敗1分けで交流戦が終わった。岡田監督は「(借金)3つじゃ、もう御の字よ」と振り返ったが、深刻なのは投手陣、特に自慢のブルペン陣のぐらつきだ。

先発才木が5回無失点と102球を費やしながらも粘ったが、3番手に登板した加治屋が牧原大に適時打を浴びるなど3失点。今季登板25試合目で初めて自責点がついた加治屋は「結果的に後手後手になった」と肩を落とした。その後登板した及川、浜地、K・ケラーもいずれも失点を重ねるサンドバッグ状態。指揮官も「そりゃ、現状の投手の力やないか、あんなもん」と嘆いた。

前日17日には3連投となった岩崎が1点リードの9回2死から逆転され敗れた。2軍降格した湯浅は交流戦で9回に3度セーブ失敗し、5回1/3で自責7、防御率11・81と炎上した。リーグ戦で2・06を誇った救援防御率は、交流戦で4・47。守護神不在と疲労の見えるブルペン陣の再編が急務だ。

打線も交流戦で4度目の0封負け。交流戦チーム打率2割1分1厘は球団史上最低となった。岡田監督は野手についても「(入れ替えの動きは)あるよ」と、テコ入れする。「5月できすぎの反動が、ちょうど交流戦に入って(来た)。もっと負けてるよ、普通やったら。しのいで、しのいでな。今、誰が調子いい言うたら、はっきり言って誰もいないような現状やからな」と、月間19勝を挙げた5月と違い、チーム全体が沈んでいると話した。

この日セで唯一勝った2位DeNAとは、5月23日以来の2ゲーム差に迫られた。DeNAは19日も試合があり、1・5差でリーグ再開の23日からの横浜での3連戦を迎える可能性もある。交流戦6カードのうちロッテをのぞく5カード、4連続で負け越した。ここまで首位を快走してきた岡田阪神にとって試練の交流戦となった。



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