今季、しょっぱなから好調をキープしてさらなるステップアップを目論むサトテルがこの日の試合でも3打数1安打。試合後には志願して特守で汗を流しました。心身ともに成長し、タイガースにとってなくてはならない存在となってほしいですね。
阪神・佐藤輝明、また打った! 試合後はすぐ特守!!「いやー、もうクタクタですよ。はちきれそうです(笑)。充実っす」
(サンケイスポーツより)
阪神春季キャンプ(20日、沖縄・宜野座)阪神・佐藤輝明内野手(24)は、韓国・サムスンとの練習試合(宜野座)に「5番・三塁」で先発した3打数1安打。試合後は特守も敢行し、充実の汗を拭った。
明るい表情が、沖縄で収穫してきたものの多さを物語る。サムスンとの練習試合に出場し、その後も特守をやり切った佐藤輝が汗をぬぐった。
「いやー、もうクタクタですよ。はちきれそうです(笑)。充実っす」
韓国・サムスンとの練習試合に「5番・三塁」で3試合連続先発出場。第1打席に右前に痛烈なライナーをはじき返して出塁すると、先制のホームを踏んだ。3打数1安打とし、紅白戦も含めて実戦11打数7安打、打率・636と絶好調。米・ドライブラインで身に着けた新フォームは確実に体に染みついている。
守備でも見せ場を作った。六回に三遊間を襲った強い打球を滑りながら処理して二塁へ転送。自身も「ナイスキャッチ!」と振り返る好プレーで投手をもり立てた。
攻守に躍動しても練習は終わりではなかった。試合終了後すぐにサブグラウンドへ向かうと、今キャンプ7回目の特守を受けた。約1時間、154球。ラストの声がかかると、三塁線の鋭い当たりに飛びつくように食らいついて捕球し、おかわりなしで締めくくった。
プロ4年目を迎えるキャンプではとにかく守備を鍛える。初日から特守に臨み、第2クールには鳥谷臨時コーチにも付きっ切りで教わった。ノックを打った馬場内野守備走塁コーチは「しんどいことが分かっていても丁寧にやることが大事。徐々に頑張ろうという意識は見えている」と姿勢を評価。さらなる成長を目指し、最後の1週間も守備練習は怠ることなく総仕上げに向かっていく。
「ミスを恐れずに、練習でやっていることを出せればいいかなと思います。残り1クール、よろしくお願いします!」
攻守にレベルアップを続ける虎の主砲が、最終クール、最終日まで自らを追い込む。
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