村上頌樹、ホーム開幕戦先発に懸ける思いとは

村上頌樹、ホーム開幕戦先発に懸ける思いとは

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“ホーム”京セラDMでの開幕を迎えるタイガース。先発予定の村上投手は、相手の勢いを削ぎ落とし勝利に導くだけの準備をしっかり行なってきました。超満員のドームで、シビれるピッチングを披露してくれることでしょう!

阪神・村上頌樹、ハマのD1位・度会にMVPの洗礼浴びせる「勢いがある。気をつけたい」
サンケイスポーツより)

ホーム開幕投手を務める阪神・村上頌樹投手(25)が1日、投手指名練習に参加し、DeNAの1番を任されているドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=を警戒した。「ホームランを打っていたので気をつけたい」-。昨季10勝&セ・リーグMVPに輝いた右腕がプロの洗礼を浴びせる。

MVP右腕の貫禄か、新星の勢いか―。注目の対決が、午後6時のプレーボールの瞬間から実現する。真っさらなマウンドに立ち、18・44メートル先でバットを構える度会の姿を村上はイメージした。

「元気があって、勢いがある。ホームランを打っていたので、気をつけたいとは思っています」

鮮烈なデビュー戦は知っている。度会は3月29日、広島との開幕戦(横浜)でプロ初アーチとなる同点3ランを放つと、30日にはセ・リーグ新人では初(パ・リーグでは1955年の大映・枝村勉、81年の西武・石毛宏典)となる開幕2戦連発の2ランを含め、4安打の大暴れ。オープン戦打率・434で首位打者に輝いた勢いそのままに強力打線の中で埋もれることなく存在感を示した。

絶対に乗せてはいけない21歳とのマッチアップだが、村上に軍配が上がることは数字が物語っている。昨季、プロ初勝利を含む10勝、防御率1・75でタイトルに輝いた右腕はポストシーズンを含めた全24登板で一回を無失点。立ち上がりの安定感を今季の第一歩でも示し、〝防波堤〟になる。

もちろん、度会だけではなく、「一番いい打者だと思っている」という宮崎に対しても要警戒。昨季の対戦打率・556(9打数5安打)と最も苦手にし、その前に走者をためないために佐野、牧との勝負にも神経を注ぐ。中軸との対戦で自分のパフォーマンスを発揮するためにも、度会に火付け役としての仕事をさせるわけにはいかない。

開幕1軍は2年連続だが、昨季は先発機会をうかがいながらのリリーフ待機でスタート。今年は先発陣の一角としてだけではなく、イニングを消化することが求められる6連戦の初戦に投げる。

「今回は投げる日が決まっていた。万全で臨めるように準備はしてきたので、明日(2日)はしっかりと投げられるようにやっていきたい」

日本一球団のホーム開幕戦とあり、チケットは完売。怖いもの知らずで打席に入る度会を涼しい顔で料理する。黄金時代の到来を期待する虎党に今季の初連勝を届ける。

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