いざ『関西ダービー』村上vs由伸で幕開け!

いざ『関西ダービー』村上vs由伸で幕開け!

投稿者:

久しぶりに甲子園に戻ってきたタイガース。ここからはバファローズとの『関西ダービー』3連戦です。初陣は、飛ぶ鳥を落とす勢いの村上投手と、日本球界を代表するエースに成長した山本由伸投手との投げ合いとなります。楽しみな対決ですね。

村上頌樹「負けたくない」山本由伸とガチンコ勝負 岡田監督復帰後初関西ダービー
日刊スポーツより)

虎の新星か、球界のエースか-。阪神村上頌樹投手(24)が13日の「日本生命セ・パ交流戦」オリックス戦(甲子園)に先発し、山本由伸投手(24)に同学年ガチンコ勝負を挑む。

プロ3年目で覚醒中の右腕は「やるからには負けたくない」と打倒由伸を誓った。チームは9連戦を終え北海道から帰阪。10年から3年間オリックスで指揮を執った岡田彰布監督(65)は、阪神監督復帰後初の「関西ダービー」に臨む。

強気だ。村上は燃えていた。甲子園での投手指名練習を終えると、報道陣に囲まれた。13日はオリックス山本との初の投げ合い。当然、その話題になった。

「同級生なんで、やるからには負けたくないし、しっかり勝ちたい。先制点をあげないっていうことを一番にやっていきたい」

相手は2年連続沢村賞投手。WBCではエンゼルス大谷、パドレス・ダルビッシュ、ロッテ佐々木朗と「先発4本柱」を形成し、世界一奪還に貢献した。「すごいピッチャー。投げ合えることは楽しみ」。リスペクトを込めつつ、気持ちは引いていない。

勢いのある言葉は自信の表れでもある。今季初先発となった4月12日巨人戦での7回完全投球は記憶に新しい。5勝2敗、防御率1・83はリーグ4位。何より「火曜日の男」を託される事実が、岡田監督の信頼の証しだ。プロ3年目でブレーク中の若虎が勢いそのまま、スター右腕に真っ向から挑む。

週の頭に投げることをプレッシャーには感じない。“うまみ”があるとすら思える。「相手はすごいピッチャーばかりですけど、その人たちの投球を見て勉強になる部分もある。そこを間近で味わえるので」。VS由伸を経て、スケールアップする可能性も秘める。

チームは9連戦を4勝4敗1分けで終え、この日北海道から帰阪。新千歳空港で岡田監督は「やっとゆっくりできるわ。飛行機ばっかりやったからな」と疲労の色を隠さなかった。阪神、オリックスの両チームで監督を務めた指揮官は、これが阪神復帰後初の「関西ダービー」。オリックス、ソフトバンクと続く6連戦を4勝2敗で乗り切れば、交流戦勝ち越しが決まる。岡田阪神の新星が「打倒由伸」で先陣を切る。

 

▽岡田監督の関西ダービー

◆阪神時代(05~08年)交流戦導入初年度の05年は1敗1分けの後4連勝。勢いづいた虎は同年交流戦を21勝13敗2分けで乗り切り、セ首位に立った。06年は初戦から5連勝し、2年越しの9連勝。4年間通算でも13勝6敗1分け。

◆オリックス時代(10~12年)10年6月4日、1軍公式戦では初めて甲子園の三塁側ベンチから指揮を執ったが、投手陣が乱れ完敗。翌5日は快勝も「どこに勝っても一緒や」とあくまで平常心だった。3年間の通算対戦成績は8勝4敗。

▼阪神は今季58試合を消化し、四球は214個。昨年の58試合時点では136個と、78個も増加している。1試合平均でも昨年は2・5個だったのに対して、今季はここまで3・7個と1個も増えている。なお、阪神のシーズン最多四球数は金本監督時代の17年で531個。今季は現状527個ペースと、球団記録も射程圏内に捉えている。

 

◆オリックス岡田監督時代 08年限りで阪神監督を退任後、評論家活動を経て10年からオリックス監督。89年に阪急からチームを引き継いで以降、オリックス球団でプレー経験のある監督の誕生は初だった。10年は交流戦優勝。T-岡田や金子千尋が力をつけたが5位に終わる。11年は西武に小差でかわされ2年連続4位。12年は最下位に低迷し、9月25日のソフトバンク戦前に球団から休養を命じられ、そのまま退団した。

————————————

阪神タイガースNEWSがてんこ盛り!
その他の記事は日刊スポーツで!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です