森下、同世代ライバル撃ちで今季4度目の5連勝!

森下、同世代ライバル撃ちで今季4度目の5連勝!

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絶賛大ブレイク中の森下選手が、同世代のライバル・戸郷投手から特大の6号2ランを放ちました。東京ドームで5連勝、夏の長期ロードでは過去最多の17勝目となり、宿敵ジャイアンツには早々にシーズン勝ち越しを決めました。この好調を、CSまでずっとキープしたいところですね。

阪神・森下、有言実行のV2ラン 同学年のライバル、巨人・戸郷粉砕の特大6号に「完璧。最高の結果」
スポーツニッポンより)

 阪神は25日の巨人戦に8―1と快勝し、今季4度目の5連勝で優勝マジックを22に減らした。3回に3番・森下翔太外野手(23)が、決勝打となる先制6号2ラン。同学年で、入団前からライバル視していた巨人先発・戸郷から初本塁打を放つなど2安打3打点と打線をけん引した。チームは球団史上初となる同一シーズン2度の月間17勝以上をマークし、同最長タイの同一シーズン東京ドーム5連勝。夏の長期ロードでも最多の17勝目を挙げ、巨人戦の3年連続シーズン勝ち越しを決めた。

 森下が、難敵・戸郷を打ち砕いた。0―0の3回2死二塁。1ストライクから真ん中付近にきた148キロ直球を迷いなく振り抜いた。

 「真っすぐを打てないと戸郷を打ち崩せないと思っていた。当たりも完璧。最高の結果になった」

 自画自賛の一発だった。打った瞬間、バットを放り投げ、人さし指を立て、ゆっくり走り出した“確信弾”の6号2ラン。打球は、あっという間に左翼席最上部へ。虎党の大歓声を一身に受け、ダイヤモンドを一周した。

 その一発で終わらないのが、岡田阪神の3番打者だ。5回無死一塁では中前打で好機を拡大し、5番・佐藤輝の2点二塁打を呼んだ。戸郷を自己ワースト6失点、今季最短4回1/3降板に追い込んだ。その主役を担ったのが背番号1だった。

 「同年代で一番、活躍しているのは戸郷かなと思う。そこは絶対に負けたくない。対戦した時は必ず打っていきたい」

 有言実行のライバル撃ちだった。昨年11月7日、仮契約の時点から森下は戸郷を標的に設定。同学年の出世頭の打倒に闘志を燃やした。だが思い描いていた「打ち崩せるイメージ」は暗転した。自身より4年早くプロ入りした高卒右腕は、18・44メートルで対峙(たいじ)すると、他の投手よりも「大きく見えるんです」。試合前時点で対戦打率・125(8打数1安打)。それでも「(ストライク)ゾーンで勝負する分、甘いボールも増えてくると思う。そこを1球で捉えることが大事」と打開策を見いだし、見事に打ち勝って見せた。

 6回1死三塁でも2番手・高橋から左犠飛を放ち、7点目を叩き出した。森下にけん引された打線は、12安打8得点と巨人投手陣を圧倒。「1点、2点ぐらいで6回、7回までの勝負」という百戦錬磨の岡田監督の戦前予想を、いい意味で裏切った。チームは今季4度目の5連勝で球団史上初となるシーズン2度目の月間17勝以上をマークし、夏の長期ロード最多17勝目。優勝マジックを22に減らした。「チームの流れはいい。明日(26日)勝って、カード勝ち越せるように」と森下。その勢いは、とどまるところを知らない。



 《月間17勝以上2度は初》○…阪神が5連勝で8月は17勝目。月間17勝以上は今季5月の19勝以来10度目になるが、同一シーズンに2度は初めて。

 《長期ロードも17勝》○…1日から始まった夏の長期ロードも17勝目。甲子園で毎年30試合以上が行われるようになった56年以降では、17年の16勝(10敗1分け)を超えて最多となった。

 《最長タイ東京D5連勝》○…敵地の東京ドームでは1分けを挟み5連勝。同一シーズンでは13年と22年に並ぶ最長記録となった。

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