電光石火!近本が代表初打席で鮮烈デビュー!

電光石火!近本が代表初打席で鮮烈デビュー!

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“タイガースに近本あり”!!初の代表戦で、近本が初打席から痛快なヒット、盗塁、タッチアップで生還とスピードスターぶりを発揮してくれました。WBCでも頼りになる主力選手として、チームを牽引してくれるでしょう!

近本光司、「100%」侍ジャパンデビュー 「ガンガンいけ」栗山監督指令に応えた先頭Hや初球二盗や先制ホームイン
サンケイスポーツより)

来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの世界一奪還を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は5日、強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」の初戦、日本ハム戦(東京ドーム)に5-4で勝利した。「1番・中堅」で先発出場した近本光司外野手(27)=阪神=が、一回先頭からの右前打&即二盗で躍動。ガンガン攻める〝近本らしさ100%〟で世界にも切り込む!

出塁即、二盗を決めた近本。虎での積極性そのままに塁上を駆け回った

セ界が誇る韋駄天はガンガン加速する。新生侍JAPANの初陣。鋭く振り抜いたバットで口火を切り、縦じまの背番号5は光の速さでホームへとかえってきた。これぞ、栗山監督の掲げる日本野球の神髄。イの一番で体現した近本が100%の侍デビューだ。

「自分がやることというのが100%に近い形でできた。そういったところで自分の良さだったり、日本の野球というのを。足も絡めて点を取れたというのは良かった」

プロ入り後では初の代表選出。独特の緊張感を肌で感じ、一回先頭の打席へと向かった。久々の実戦とあってか、まずはボールを見極める。ただ、指揮官から受けた指令は「ガンガンいけ」。冷静かつ大胆に-。カウント3-1から5球目、上沢の147キロをこの日のファーストスイングで右前にはじき返した。

そして、ここからが1番・近本の真骨頂。続く近藤の打席、初球からガンガンいった。今季のセ・リーグ盗塁王は、さっそうと二盗を決め、送球がそれる間に三進(記録は盗塁と失策)。近藤の左犠飛でホームへ。近本の足が魅せた電光石火の先制劇だった。

「大事な場面、難しい場面でも走ってほしいというベンチの思いがあるとき、いかに走れるか。そういったところで信頼してもらえるような選手になっていきたい」

何より、3大会ぶりの世界一奪還へ。「スピード」をキーポイントに挙げる栗山監督にとって、最高の幕開けだ。指揮官は近本に「『思い切りいってくれ』と言っても、やっぱり難しい。世界大会は先にいかれたときの怖さがある。みんなが焦らないように、そういう意味では早めに点をとったのはすごくよかった」と最敬礼。しょっぱなからアクセル全開。〝ガンガン指令〟に即応え、自らの足が栗山ジャパン最大の武器となり得ることを証明した。

3月のWBCメンバー入りへ。群雄割拠の外野陣とあって、ライバルは多い。栗山監督が視察に訪れた2月の春季キャンプ中、近本はWBC出場に「正直僕は諦めているので。レベル的にも自分には足りないものがたくさんある」と決して前向きには語らなかった。ただ、一度、侍のユニホームに袖を通し、日の丸の重みを知った今は違う。「将来の野球界のために何か一つでもできることをやっていきたい」。己に課した使命をやり切るだけだ。

「誰と争うかというよりは自分をしっかりとアピールできるか。いまできる自分のプレーというのを100%できるように頑張るだけ。それで評価してもらえるよう、やるだけです」

これからも、ガンガン指令に応えていく。100%やり切ったその先に本戦での躍動、そして世界一へ導く未来がある。

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