リーグ3位までが団子状態となり、1戦1戦が重要になってきたこのタイミングで、昨シーズンまで押しも押されもせぬ大エースとして結果を出し続けてきた青柳投手が復活マウンドに立ちます。チームが上昇気流に乗るためにも、しっかりと力を発揮して相手打線を抑えてほしいですね。
青柳晃洋53日ぶり1軍先発「後半生き残るために頑張らないと」11日首位攻防DeNA戦
(日刊スポーツより)
昨季の3冠右腕が帰ってくる。阪神青柳晃洋投手(29)が11日のDeNA戦(倉敷)で53日ぶりに1軍先発する。
5月19日広島戦(甲子園)を最後に2軍降格を言い渡されて以来の登板。後半戦からの巻き返しに向け、岡田監督も右腕の復活に期待を込めた。フレッシュ球宴で登板した7年ぶりの倉敷で、首位攻防戦の初戦に臨む。
53日ぶりの1軍マウンドは2位DeNAとの初戦という重要な試合になった。11日の先発に向け、青柳は言葉に力を込めた。「チーム的に大事な一戦になる。僕個人というよりは、首位にいるチームが落ちないようにするためには勝たないといけない」。1ゲーム差を争う、首位攻防戦。負ければ首位で並ばれる。甲子園での投手指名練習に参加し、登板前最後の調整を行った。
昨季セ・リーグ投手3冠を獲得し、今季は自身初の開幕投手を務めた。開幕戦勝利にも貢献したが、その後は4戦白星から遠ざかった。昨季の姿とは遠く、7試合で2勝3敗、防御率5・63。5回8安打7失点を喫した5月19日広島戦(甲子園)を最後に、2軍降格が言い渡された。
開幕投手を欠く中でも、自主トレをともにした村上を始め、大竹ら後輩投手が先発陣を引っ張ってきた。後半戦に向けて、前半戦終盤での1軍復帰。「前半は本当に良くないシーズンを送っている。後半生き残るためには明日まず頑張らないといけない。先発ローテの中では一番下だと思って頑張るだけ」。この一戦を後半戦の巻き返しにつなげる。
報道陣の取材に応じた岡田監督は「どういう戦いよりも、まずは青柳が後半戦に向けてなあ、ローテーションでいけるかどうか。そっちの方がまず第一やろ」と語った。18年ぶりの「アレ」に向けて、右腕の復活が最優先事項だ。舞台となる倉敷マスカットスタジアムは青柳にとって、16年フレッシュ球宴で敗戦投手となった球場。「地方ならではの柔らかさとかあると思うので、マウンドに適応できるように、早くからチェックできたら」。岡山の地で、復活した姿を見せる。
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