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湯浅がまさか・・・連続被弾で悪夢の大逆転負け

湯浅がまさか・・・連続被弾で悪夢の大逆転負け

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2-1と1点リードで迎えた9回表、マウンド上には守護神・湯浅。勝ちパターンかと思っていたらまさかの2被弾で試合をひっくり返されてしまいました。2軍行きとなった湯浅の精神的ダメージは大きいでしょうが、復活を信じて待ちたいと思います。

湯浅、救援9回プロ初2被弾逆転負け 岡田監督「もう投げさせられんよ」2軍降格決定的
日刊スポーツより)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-3オリックス>◇15日◇甲子園

「日本生命セ・パ交流戦」で阪神が悪夢の逆転負けを喫した。1点リードの9回に湯浅京己投手(23)が、プロ初の2被弾で今季2敗目。試合後、岡田彰布監督(65)は「もう投げさせられへん」と精彩を欠く右腕を嘆き、2軍降格が決定的となった。交流戦の「アレ」も消滅。虎の守護神問題が今後の大きな不安材料になった。

湯浅はマウンド上でしゃがみ込み、うなだれ、自らを疑った。「うそやろ…」。1点リードの9回1死から頓宮に落ちきらなかったフォークを引っ張られ、左翼スタンドへの同点アーチを被弾。2死からは真ん中付近の150キロ直球を完璧に仕留められ、左翼ポール際へ痛恨の特大の決勝弾を食らって無念のKO。昨季59試合でわずか1被弾の右腕がプロ初の1試合2被弾。今季2敗目を喫した。

試合後、湯浅は「制球力の問題じゃないのかなと。やっぱりボールに力がない。まだ自分の思うようなボールは投げられていないので、はじき返されたのだと思う」と下唇をかみしめた。岡田監督は背信の守護神について「これはもう投げさせられへんよ」とバッサリ。続けて「そら6回、7回とか、そういうポジションでいけいうピッチャーじゃないわけやんか。本人もそういう自覚を持ってやってるわけやから」。2軍降格は決定的となった。

仙台の悪夢が再来した。8日の楽天戦では先発伊藤将が7回3失点と粘投するも、1点リードの9回に湯浅が小深田にまさかの逆転サヨナラ3ランを被弾。くしくもこの日の先発も伊藤将で、2試合連続で勝ち星を消滅させてしまった。指揮官は「2勝分やからな。まあそら巡り合わせかもわからんけど。任すんやったら、やっぱりそこは抑えなアカンわな」と嘆いた。

昨季「8回の男」としてブレークした右腕が、苦境に立たされている。今季は3月に侍ジャパンの一員としてWBCの世界一に貢献。阪神では開幕守護神を託されたが、4月中旬に右腕のコンディション不良で1度ファームで再調整。5月下旬に1軍に復帰し、3日ロッテ戦、8日楽天戦に続いて交流戦で3度目の救援失敗となった。指揮官は「あんま『イケイケ』のピッチャーはあかんよな、もっと『ビビる』ピッチャーじゃないとな。(杉本にフルカウントで)普通はあそこでイケイケはいけへんけどな」とぼやいた。

これでパ・リーグ相手に今季最長3カード連続の負け越しとなり、交流戦の「アレ」は消滅。オリックスとの関西ダービーは32勝33敗3分けで負けが1つ先行した。2位DeNAとは3ゲーム差に縮まった。首位阪神が、シーズン中盤で試練を迎えている。

▼阪神は今季の交流戦の優勝が消滅した。首位の巨人が16日から残り3試合に全敗したとき、10勝8敗で勝率5割5分6厘。阪神がこの間3戦全勝でも9勝8敗1分けの5割2分9厘に終わり、巨人を下回るため。

▼阪神が最終回に2被本塁打で逆転を許し敗れたのは、昨季の開幕戦22年3月25日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来。8-7で迎えた9回表に、K・ケラーが山田のソロで追いつかれ、サンタナに2ランを浴びて勝ち越された。阪神はここから開幕9連敗。79年ヤクルトの8連敗を超え、セ・リーグ最長記録を更新した。

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