熱狂の23年シーズンも、ペナントレースはとうとう最終戦を迎えました。中野選手は、チームで唯一の143試合フル出場という大記録と、最多安打タイトル奪取への挑戦の日となります。ここまできたら、獲れるタイトルは獲りきってほしいですね。全打席、要チェックです!
中野拓夢フル出場、最多安打争い決着へ「最後まで楽しみながら」最終戦で有終の美飾る
(日刊スポーツより)
阪神中野拓夢内野手(27)が、シーズン最終戦で有終の美を目指す。4日ヤクルト戦(神宮)は初の最多安打に加えて同じく初、チームで唯一の143試合フルイニング出場がかかる。
「(タイトル)争いができるのは自信になるし、なかなか経験できることでもない。最後まで楽しみながら、プレッシャーもありますけど。取れたらラッキーぐらいの気持ちで」
164安打はプロ3年目でキャリアハイ。1本差で追っていた岡林がこの日の巨人との最終戦で無安打に終わって脱落し、164本で並ぶDeNA牧との一騎打ちになった。緊張感の中で、直近の試合では8戦連続安打中だ。4日先発のヤクルト先発高橋には、今季9打数3安打の好相性。同じ午後6時開始のゲームで、巨人戦を戦う牧を一気に突き放す意気込みだ。
試合開始から終了まで、二塁の定位置を一度も譲らなかった。阪神野手のフルイニング出場は、15年遊撃の鳥谷敬以来で、二塁では90年の岡田彰布以来33年ぶりになる。「ずっと試合に出続けたい気持ちはあった。正直、143試合フルでここまでくるとは思ってなかった。でもここまできたので、最後まで出続けたい気持ちはある」。打撃に加え、今季からコンバートされた定位置で再三の好守も披露。新人年から3年連続の20盗塁を決め、走攻守でチームの要となっている。
岡田監督は「最後はいつものメンバーでいくよ」と明言。最終戦も打席数が多く回る可能性のある1番に置かず、「2番二塁」で出陣する。3月のWBC世界一から始まり、9月には18年ぶりの「アレ」も経験。「(WBCの)経験があったから、これだけうまくいっているというのもある」。次の目標の日本一へ弾みをつける。
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