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大幅パワーアップの西純矢、豪速球を披露

大幅パワーアップの西純矢、豪速球を披露

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先発ローテの一角を担い、シーズンを通しての活躍が期待される西純矢投手が、先乗りでの自主トレを開始しました。軽く投げたボールはそれでも150km/h近い数字で、剛腕ぶりを披露。まだまだ成長中の背番号15から、目を離せません。

西純矢 先乗り自主トレで剛球30球「ブルペン入りはしません」の前言を翻したワケ
東スポWEBより)

阪神・西純矢投手(21)が29日から春季キャンプ地の沖縄・宜野座で合同先乗り自主トレをスタート。早速ブルペンで30球を投じた。

 今オフに自主トレをともにした前田健太(ツインズ)から直伝されたツーシームも試したという右腕は「ちょっと沈むイメージで投げられているので、面白いと思います。投げ方からすべて(前田から)教わりました。全然使えそうですね」。屈託のない笑顔は入団当初から変わらない。だが今は、言葉の端々から自信と覚醒の気配が濃密に漂う。

 前日28日に沖縄入りした右腕は「(合同先乗り自主トレ)初日からのブルペン入りはしません。ここ数日(本州は)寒かったので、まずは様子をみながら。本番は2月1日からですから」と発言していた。

「今日はブルペン入りはしないと言っていたよね?」と問われると「キャッチボールしてみたら、いい感じだったんですよ。それに、7割の力でたったの30球ですよ」とニヤリ。それでも球速は140キロ台後半をマークしていたというのだから、仕上がりの良さが伝わってくる。

 近年は肩肘の消耗を抑えるために、投げ込みよりウエートトレーニングに重点を置く投手も増えてきた。だが、西純はクラシカルな「徹底的に投げ込んで鍛えるタイプ」。若手主体で行われた昨秋のキャンプでも、他の投手陣がシーズンの疲労を考慮して球数をセーブする中、西純だけは連日ブルペン入りし、圧巻の球数と球威を披露。視察していた岡田監督も「今いるメンバーの中では一番いい。2桁勝てる力はある。もうひとり(西純が)欲しいわ」と手放しで称賛したほどだった。

 今春のキャンプでも「100球程度は余裕ですよ。しっかりと意図を持ちながら」とブルペンで徹底的に球数を稼ぐつもりだ。プロ入り以降、地道な鍛錬を積み重ねた結果、体重は100キロ近くにまで増えた。今や上半身も下半身も堂々たる「プロの体つき」だ。

 次世代の虎のエースを襲名するにふさわしい大器右腕。2023年は虎の背番号15から目を離してはならない。

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