虎キチCLUB
CSこのままで大丈夫?覇気なく3連敗・・・。

CSこのままで大丈夫?覇気なく3連敗・・・。

投稿者:

勝ち負けに拘る必要のないゲームではあるものの、覇気なく3連敗を喫したタイガース。CSファーストステージの間も含め勝負勘が鈍らないようにする事が急務です。「負け癖」をつけてしまわないように、岡田監督の手腕が問われます。

【虎になれ】油断できないという思いを持っているか 岡田阪神
日刊スポーツより)

<広島2-1阪神>◇30日◇マツダスタジアム

DeNAも粘るなあ、という感じだ。CSファーストステージはマツダスタジアムか、横浜スタジアムか。まずは球場の話で、ファイナルで待ち受ける阪神の相手を決める争いではないがやはり注目してしまう。

阪神にとって、どちらが勝ち上がってくる方がいいのか。そこに関しては割とハッキリした数字が出ているような気はする。今季、阪神がもっとも苦しめられた相手はDeNAだ。

対戦成績を見れば、一目瞭然。対戦成績は13勝12敗と貯金は1つ、つくっている。だが5球団すべてに勝ち越す「完全優勝」を果たしたことを考えれば苦戦した相手と言えるだろう。

序盤、連敗が続いていた横浜スタジアムでは5勝7敗と負け越した。ホームゲームでは8勝5敗と3つ勝ち越し、貯金1につながっている。しかし、これには開幕3連勝を飾った京セラドーム大阪の3勝、さらに倉敷マスカットでの1勝の計4勝が含まれる。甲子園に限れば4勝5敗と負け越しているのだ。

勝敗に球場が直接、関係するかどうかは難しいところだが、リーグを圧倒する強さを発揮した今季、ここまでマイナスな要素もめずらしい。対して広島には甲子園で9勝2敗1分けと大きく勝ち越している。それでいけばファイナルの相手はDeNAの方がイヤかも…という気はする。

とはいえ、広島にもかつてCSファーストステージで負けた。それはDeNAも同じ。いずれにせよ、シーズンとは違う短期決戦である。油断など、できるはずはないのだ。

そこで「う~ん」と思ったのは広島戦の最後、佐藤輝明の走塁だ。1点を追う9回、2死一塁。投手と遊撃の間にフラッと上がった当たりを栗林良吏が取れず、グラウンドに落ちた。これを矢野雅哉が素早く処理し、佐藤輝を一塁に刺す。矢野はガッツポーズだ。

佐藤輝は最初から全力疾走していればセーフだったかもしれない。「怠慢」と言えるかもしれないが、現状、あの場面でそれが要求されるのか、と言えばこれも難しいところ。前にも書いたが常に緊張感ピリピリの試合は無理なのだ。

それでも、これだけは思う。勝敗に関係なく、あそこでダッシュできないのなら本当に必要なときにもできないかもしれない。そんな自分への“おそれ”を選手個々人が持っているかどうか。そこが重要なのだと思う。

————————————

阪神タイガースNEWSがてんこ盛り!
その他の記事は日刊スポーツで!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です