延長12回、最大の危機を凌ぎ価値あるドロー

延長12回、最大の危機を凌ぎ価値あるドロー

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3連戦の最後は「伝統の一戦」の名に恥じない好ゲームとなりました。延長12回裏、あわやサヨナラ負けの大ピンチを“守護神”岩崎が凌ぎきってくれました。勝てなかったものの、負けなかった。この結果に岡田監督も手応えを感じたのかもしれません。次は甲子園で3タテを食らわせてやりましょう!

【虎になれ】「大きかった、大きかった」伝統の一戦引き分けでも岡田監督満足のワケ
日刊スポーツより)

<巨人2-2阪神>◇2日◇東京ドーム

延長12回、よく引き分けたと書けば叱られるだろうか。この日も5安打2得点と打線は湿りがち。カード別で言って巨人戦は打率2割1分7厘と5球団でワーストである。G投手陣を打ち崩せない打線だ。

同時に対戦防御率は2・02で、これは対5チームの中でベスト。その結果、対戦勝率は7割でこれもベストである。守りを重視し、接戦をものにしたい指揮官・岡田彰布の野球スタイルをもっとも体現しているのが今季の「伝統の一戦」かもしれない。

「よく引き分けた」と思うのは先発・才木浩人の立ち上がりがあったからだ。いきなりブリンソンに先頭打者本塁打を食らう。いつも書いて恐縮だけど「東京ドームでなければどうかな」という本塁打だったが、これはこちらも同じなので言っても仕方がない。

問題はその後だ。2番・丸佳浩にも左中間を破られた。だがこれに左翼ノイジーが本領を発揮した。打球に対して猛然とチャージし、2バウンドで拾うと二塁ベースに強く低い送球。二塁を狙った丸を刺したのである。米国で内野手だった男の面目躍如だ。

さらに3番・秋広優人にはセンター返しされた。これを二塁・中野拓夢が逆シングルで捕球、ジャンピングスロー。これぞ「二塁手の見せ場」というプレーでアウトにした。付け加えれば中野の送球はハーフバウンドだったが一塁・大山悠輔がしっかり捕球した。

ヘタをすれば無死二塁から適時打、よくても無死一、三塁という大ピンチを野手のカバーで2死走者なしにできた。5回67球で降板させられたように好調ではなかった才木が5回まで投げることができたのは、1回に好守の連続で危機を回避したからだと思う。

「(あの守備は)大きかった、大きかった。もうなあ、いきなりおまえ、ヒット、ヒット、ヒットまでいくとこやったもんなあ」。もちろん岡田もそこを高く評価。ドローにも表情が明るかったのは締まった守備が理由かもしれない。

今季3度目の引き分けだが阪神は上にいるだけに悪くはない。4月7日からのヤクルト3連戦(甲子園)は1勝1敗1分け、6月の交流ロッテ戦(同)は2勝1分けと「借金」になるドローもまだない。

週明けは球宴前ラストの敵地マツダスタジアムで広島3連戦だ。気が抜けない日々が続くがこの日のように守って、しのぎたい。

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