後半戦のキーマンだ!復帰の近本が見事な背走キャッチ

後半戦のキーマンだ!復帰の近本が見事な背走キャッチ

投稿者:

負傷から復帰したばかりの近本選手が、見事な守備で魅せてくれました。ケガの影響を感じさせないハツラツとしたプレーに、周りの仲間も鼓舞されたことでしょう。この調子で攻守のキーマンとして、後半戦も暴れまくってほしいですね!

復帰の近本光司が守備で貢献 後半戦フル回転へ「球宴辞退」が吉
東スポWEBより)

ヤクルトに4―2と快勝し首位を堅守した岡田阪神では、右肋骨骨折から復帰の近本光司(28)が改めて、存在の大きさを示した。

 後半戦初戦から一軍カムバックし、2試合で復帰後初安打はお預けも、23日は守備で魅せた。2-1の7回に長岡の右中間への大飛球をフェンス際で背走キャッチの美技で好捕した。打球が抜ければ、終盤に敵に同点に追いつかれる展開にもなったビッグプレー。試合後は「ライトフライと思ったんですけど(打球が)こっちに来てたんで『やべっ』って(笑い)。ジャンプしたら(グラブに)入ったっす。フェンスも怖かったので、とにかくジャンプで高いところで、フェンスに近いところで捕ろうと」と、近本節で振り返った。

 2日の巨人戦で死球を受け、右肋骨を骨折。離脱前まで全試合で中堅を守り、不動の1番として、チームトップの得点圏打率4割。3週間足らずでの背番号5のスピード復帰は、岡田監督にとっても何よりの朗報だろう。もちろん、このタイミングでの復帰は、岡田監督からすれば〝想定通り〟の形でもある。

 復帰に万全を期すために、ファン投票で選出された19、20日のオールスター出場を辞退。4日に抹消後、再起に向け再始動した時から、岡田監督は、ペナント後半戦の開幕シリーズであるこの2連戦に照準を定めていた模様だ。

 同じような時期に「復帰→フル回転」の流れで、チームに大きなうねりをもたらした例がある。それは2006年の中日・福留(当時)のケース。当時は中日の不動の主力として、その年の球宴で、セの外野部門ファン投票1位での出場が内定。ところが6月下旬に右ヒザを負傷、7月上旬に登録を抹消後、球宴を辞退し、ペナントレース後半戦からの復帰に全集中する復帰過程を選択した。

 最終的にはこの判断が奏功し、福留は復帰戦の後半戦開幕戦から2安打2打点とフル稼働。そのときの相手が岡田監督率いる阪神でもあった。当時の竜虎は首位を争うライバル関係で〝主役〟の復帰と躍動で勢いづいた当時の中日は、その年のペナントを制覇し、福留は最終的に首位打者、31本塁打でリーグMVPにも輝いた。

 自軍のキーマンをいつ、どのタイミングで復帰させて貢献させるかは、やはりチームの浮上に大きく影響するもの。過去の経験を生かす形で〝代えの利かない〟キーマンを復帰させ、いよいよ再加速へ態勢を整えつつある。

————————————

阪神タイガースNEWSがてんこ盛り!
その他の記事は東スポWEBで!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です