村上頌樹 ―「14勝右腕」が歩いた2025年の軌跡

村上頌樹 ―「14勝右腕」が歩いた2025年の軌跡

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数字が語る25年シーズンの足跡 ― 14勝4敗、防御率2.10、奪三振144

2025年、阪神タイガースの右腕・村上頌樹はプロ入り後でも屈指のシーズンを築いた。NPB公式成績によると、村上は26試合に登板し、14勝4敗、防御率2.10という数字を残した。総投球回は175回と1シーズンを通じて先発としてマウンドに立ち続けたことを示している。奪三振数は144に達し、セ・リーグの主要奪三振ランキングでもトップの数字を記録した。勝率は.778と高く、失点の少なさと奪三振力の両面でチームに貢献した。

また投球回の多さは、村上がローテーションの軸として、一貫して長いイニングを投げていたことを裏付けている。ここに並ぶ数字は、単なる一夜の好投ではなく、「通年で投げ抜いた結果」そのものである。中でも、3つの試合に焦点を当ててこの1年間を振り返ってみたい。


5月2日 ― 初完封で示した“エースの素質”

シーズン序盤戦、5月2日・甲子園でのヤクルト戦は村上のポテンシャルを改めて示した試合だった。村上は9回5安打無失点、7奪三振の投球で、阪神を4-0完封勝利に導いた。これが5勝目となり、序盤戦から白星を積み重ねる礎となった。

当日の試合では、6回裏に佐藤輝明や大山悠輔らの連打で3点を奪取。7回には森下翔太にも適時打が飛び出し、村上を援護した。村上はその後もリードを守り切り、投手としての完投力と試合運びの安定感を見せた。

この日の7奪三振という数字は、村上のストライクゾーン内外を自在に使う投球の成果として公式スコアにも記録されている。序盤戦の完封は、その後の勢いへとつながった。


8月16日 ― 巨人打線を完璧に封じた一戦

夏場に入ると、村上はシーズン中盤以降も好成績を重ねた。8月16日・東京ドームの巨人戦では、公式スコアが示すように9回2安打無失点、9奪三振の快投で阪神を3-0完封勝利に導き、今季3度目の完封で10勝目を挙げた。

この試合では、初回に森下翔太の2ラン、3回に大山悠輔の適時二塁打など打線が得点。投げる方でも村上が被安打を2本に抑え、巨人打線を二塁まで踏ませない圧巻の投球を見せた。

特筆すべきは奪三振数。9個の三振は勝利を引き寄せる力として作用し、村上が勢いある中軸を封じながら着実にアウトを積み重ねる投球をした事実が公式記録として残っている。また、被安打2という数字も完投内容の濃さを端的に示している。

 

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10月2日 ― 144奪三振でリーグトップへ

シーズン終盤の10月2日・甲子園でのヤクルト戦でも、村上は勝利の権利を得る投球を展開した。この日の公式報道によれば、村上は7回5安打2失点、8奪三振で降板し、14勝目の権利を持ってマウンドを降りた。通算奪三振数は144個となり、リーグ単独トップに立ったと報じられた。

この日までに積み重ねた奪三振数は、同日終了時点で他の登板者との差を広げる数字となり、村上の奪三振能力が一貫して高かったことを示している。1試合の内容が、シーズン全体の数字につながる形で残った事実として確認できる。


2025年の成果と契約更改

村上頌樹の2025年シーズンは、14勝4敗、防御率2.10、奪三振144、175.1回という主要成績が示す通りの大活躍であった。オフには契約更改を行い、年俸2億3000万円でサインしたと複数メディアが報じている。これは前年からの大幅アップであり、村上の2025年の成果を金銭面でも反映した形となった。チームのエースとして、押しも押されもせぬ存在としてクローズアップされた1年間であった。

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