7月6日、横浜スタジアムで行われたプロ野球・阪神タイガース対DeNAベイスターズ戦。ジメジメと暑い季節になっても、虎戦士達の躍動は止まりませんでした。森下翔太(24)と佐藤輝明(26)の“アイブラック兄弟”が打線に火をつけ、2者連続本塁打を含む猛打で試合を決めた阪神が、今季最長となる8連勝を達成した。
試合は初回、阪神が一死一塁と攻撃の機運を掴むと、ここから怒涛の連続攻撃が始まった。森下が左中間スタンドに放り込む先制14号2ラン。続く佐藤も負けじと右中間に飛び込む21号ソロでアドバンテージを広げる。一気に3点をリードする立ち上がりとなった。森下と佐藤の“アベック弾”で初回からの連続弾は今季初の快挙で、前年8月3日DeNA戦以来となった。
その後も攻撃の手は緩まず、3回には大山悠輔が適時二塁打で追加点。8回にも森下がこの日2本目となる、15号ソロを左中間へ運び、試合を完全にものにした。
投げては先発・伊藤将司が7回1失点の好投。球数を抑えつつ安定した投球で3勝目を手にした。DeNA先発ジャクソンを早々に攻略した初回の3点が戦局を左右。DeNAは最初から追う形となり、焦りからミスも出て3連敗を喫する結果となった。
この日の結果により、打点数は森下が55打点、佐藤が54打点と僅差で争う展開に。チーム内でも打点王を争う熾烈なバトルが続いており、今季の阪神の好調を象徴する数字でもある。
チームは圧巻の8連勝。「貯金」は今季最多の「+15」に膨らみ、リーグ戦の表舞台で他球団を圧倒する勢いだ 。首位独走態勢へさらに拍車がかかった。
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森下、佐藤両選手の連発には虎キチも大熱狂。佐藤は「しっかりコンタクト意識で飛んだ」と試合後にコメント。ライト中段へ飛び込む好打球を振り返り、「ストライクを見逃さず振り抜いた」とその強心臓ぶりを語っている。
守備でも輝いた。佐藤は初回の三遊間ゴロではスライディングキャッチ、さらに5回にも三遊間へのゴロを好守。連続アーチによる一撃のみならず、攻守に亘るスーパーなプレー連発でチームに勢いをもたらした。
森下の方も試合後、「2発打ったのは初めて」と驚きを語り、佐藤とのチーム内ライバル関係も楽しんでいる様子だった。
なお、この日は阪神打線のキーマンとして大山も適時二塁打で得点に絡み、主軸トリオが揃って打点を上げたのは今季7度目のそろい踏み。この3人が打てば昨年9月以降20勝1分けと圧倒的な勝率を誇る。
次戦以降も、この勢いを継続できるか。楽しみな試合が続いていく。
本日の各選手コメント
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森下翔太:初回の2ラン、8回のソロでこの日“2発”という大爆発。試合後は「同じ試合で2本というのは初めてで驚きました」と感慨を語りつつ、打点の拡大に「次も継続していきたい」と意気込み。
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佐藤輝明:弟分・森下に続く連続弾に「しっかりコンタクトを意識しました」と冷静な分析。守備での好プレーにも貢献し「攻守両面で勝てて良かった」と胸を張った。
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伊藤将司:7回1失点7奪三振の快投で3勝目。試合後「初回の援護が大きかった。打線に感謝」とチームへの感謝を述べた。
