大山11号も空砲・・・投打ともに精彩欠き惨敗

大山11号も空砲・・・投打ともに精彩欠き惨敗

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9月20日、甲子園球場で行われた阪神対横浜DeNAの第24回戦は、阪神が1-4で敗れた。いいところなく相手ルーキーに封じ込まれ、屈辱の1敗となった。阪神の投手は高橋遥人が先発。打線は大山悠輔の7回裏ソロ本塁打で意地を見せたが、他には散発3安打にとどまり、相手先発・竹田祐に封じ込まれた。守備も目立った失策こそなかったが、好守に精彩を欠く内容だった。

試合は序盤から互いに0行進。阪神は1回裏・2回裏・3回裏をともうまく走者を得点圏に進められず沈黙。DeNA先発・竹田は立ち上がりから制球も良く、阪神打線を散発に抑える。中でも3回はほぼ完璧と評される投球で、無得点を続けた。竹田の直球が低めにコントロールされ、阪神打線に付け入る隙を与えなかった。

4回表、DeNAが先制。山本祐大の適時打でついに均衡を破る先制点を奪う。続く5回にも蝦名達夫が適時打を放ち2点目を追加。阪神はなかなか突破口を見出せず、反撃の狼煙を上げる事ができないまま。得点圏に走者を進めるのはいいが、そこからの打席での状況判断が今後の課題となるだろう。

7回裏、ようやく一筋の光明。大山悠輔がレフトスタンドへ第11号ソロホームラン。5回・6回に続けての三者凡退が続いたこの日の試合展開では、唯一スタンドが盛り上がった瞬間だった。もちろん、それだけでは試合をひっくり返すには足りないまま。

DeNAは8回表にオースティンの2ランホームランが飛び出し、一気に点差を3点に拡げた。阪神の投手リレーは工藤、椎葉、伊原、岩貞と繋いだが、伊原がこの1発を防げなかったことで勝負の流れが決まってしまった。

 

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先発・高橋遥人は5回まで2失点、被安打は5本、失点自責は2とまずまずの内容ではあったが、5回には疲れが見え始め、DeNA打線に球威が落ちる場面があった。勝負所での集中力が持続せず、リードを許してしまった。立ち上がりは良かったが、回を追うごとに制球に微妙な乱れが出てきた点は今後の課題である。

打線のもう一つの柱“4番”佐藤輝明はこの試合も不発。高めの球を見逃し、内角への球を振り負ける場面が多く、1本も出ないまま4タコ。近本光司も同じく快音なしで、これではなかなか得点にはつながらない。攻守とも、細かいミスが少しずつ重なってしまった。

試合後、藤川球児監督は記者陣に対し「今日は相手がよく準備していた。うちも悪くはなかった箇所があるが、一発とチャンスの貪欲さで足りないところが出た」とコメント。「打線は得点圏での勝負にもう少し強くならないと。投手も後半にもうひとつ踏ん張りが欲しかった」と厳しい口調を崩さなかった。

この敗戦で対DeNA戦は、24試合中の成績は阪神14勝10敗。甲子園での勝利数はDeNA相手にやや分が悪く、なんとかCSまでには負のイメージを断ち切ってほしい。優勝決定後の日程でも気持ちを切らさず、次カードでの巻き返しが期待される。

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