『ゼロカーボンベースボールパーク』内覧会を開催

『ゼロカーボンベースボールパーク』内覧会を開催

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1年後に開業する2軍用の新球場の概要が、メディア向け内覧会で公開されました。1軍昇格を目指して奮闘する若虎達にとっては最高の環境となるはずです。チーム全体の底上げを行う大きな武器となりそうですね。レジェンドOBにとっても羨ましい施設!?

阪神・藤川球児SAが2軍新施設内覧会で若虎にゲキ 「日本でトップの施設。いかに上手に使うか」
サンケイスポーツより)

来年3月開業予定の阪神2軍新施設「ゼロカーボンベースボールパーク」での建設工事作業員激励式およびメディア内覧会が1日、兵庫・尼崎市の小田南公園で行われた。阪神・藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント(SA、43)らが参加し、充実した環境に甘えずに鍛錬するよう若虎にゲキを飛ばした。

虎の2軍新施設「ゼロカーボンベースボールパーク」建設地を訪れ、すごみを肌で感じた。藤川SAは充実の施設に目を細めつつ、次代を担う若虎に注文をつけた。

「日本でトップの施設だと思うんですよね。最新型になりますから。1軍選手がうらやむような施設になるかもしれない。いかにここを上手に使うかが一番のポイント」

現2軍施設の鳴尾浜にはないトレーニングプールやボールの自動回収機能付き打撃練習場など、若虎の巣は大きく生まれ変わる。甲子園の設備を上回る面もある充実ぶりだ。だからこそ、与えられた環境での気構えを説いた。

「選手の気持ちや強さを生み出すために、本当に鍛錬の場所にできるか。自動になってボールも拾わなくていいけど、ボール一つ拾うことも人生においては非常に大事なこと。目に見えないものを学ぶということも必要」

勝利の方程式「JFK」の一角を担って2005年のリーグ制覇に貢献し、日米通算245セーブを挙げたレジェンドにもあった鳴尾浜での下積み時代。厳しい環境でもまれながらハートの強さを養った日々があった。恵まれた施設にも、効率化に甘えるな―。球児流の若虎に向けたゲキだ。

また、新施設が阪神本線・なんば線のすぐそばに位置することにも注目。「阪神ファンの方々は(大阪方面から)甲子園に行くたびにここを通り過ぎて、背番号が見えて『アイツいま2軍なんだ』と思いながら1軍の試合を観に行くなんていう光景も出る。悔しいという気持ちが大事なので、その辺も期待したいですね」と、ファンからの視線にも発奮することを求めた。

この環境を生かすも殺すも自分次第。新たな虎の穴から若い力がたくましく育つことを願った。

 

★虎風荘は継続

2軍施設とともに移転する選手寮の名称が「虎風荘」となることが発表された。同名称は1962~94年に甲子園七番町にあった施設が初代、鳴尾浜にある現在の施設が2代目となり、移転後は3代目として球団の歴史を引き継いでいく。岩田稔コミュニティアンバサダー(CA)は「虎風荘は選手からしたら登竜門というか、そういう場所。ずっと受け継がれるというのはすごく伝統のあるタイガースならでは」と話した。

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