昨年までは、投手との相性を考慮し先発捕手を替えてきたタイガースですが、梅野&坂本という2枚看板の力を最大限に引き出すためにも、今シーズンは色々な投手との新たな組み合わせも模索するようです。投手にとっても、ピッチングの幅が拡がる可能性大ですね!
“梅野派” “坂本派”解消や 連覇へ新たな相性見極める 完全シャッフルでバッテリー組ませる
(スポーツ報知より)
阪神・岡田彰布監督(66)がキャンプ休日の9日、今後の実戦で“梅野派”と“坂本派”を解消し、完全シャッフルでバッテリーを組ませる方針を明かした。昨季一度もなかった大竹―梅野、村上―梅野を「一番見たい。梅野がどんなリードをするのか。オープン戦で一回組ませなあかんと思ってる」と新たな化学反応に期待を寄せた。
監督復帰1年目の昨年は投手と捕手の相性を把握しきれず、まだ「手探り」の状態だったという。「コントロールのええピッチャーの方が坂本はええリードをしよる。梅野は大胆に球威のあるピッチャーの方が、ズドンとインコースにいったり意外性のあるリードをしてた」と独自基準で見極め、正捕手に置いた梅野を軸にコンビを決めていた。
梅野は8月13日のヤクルト戦(京セラD)で死球を受け、左尺骨を骨折。そこから坂本が主戦となり、チームを日本一までけん引した。梅野が相棒で5勝5敗、防御率4・83だった西勇は、坂本になると2勝0敗、防御率1・26。青柳も3勝4敗、防御率5・36から5勝2敗、防御率3・78に良化した。単純比較はできないものの、女房役により成績が変わる投手がアレの原動力になった。
今年は「2人で1年やるつもり」と梅野、坂本の併用を明言している岡田監督は「ミーティングでスコアラーから同じ話を聞いても攻め方が違ってくる。それがキャッチャーの持ってる特徴。何とかピッチャーとの兼ね合いで勝てるリードを。とにかく守り。打ったからずっと使うじゃない」と話した。連覇のカギを握る重要な選定作業が幕を開ける。
〇…阪神・梅野はチームファーストの姿勢を貫く。岡田監督は昨季はなかった村上、大竹らとのコンビ構想を明かしたが「自分が決めることじゃない。監督が言っているから、変えるとかではなく全員に同じように準備していく」と強調。正捕手を争う坂本も同様で「誰と組もうが抑えられるという結果と内容が伴わないといけない。どの投手でも抑えられるようにコミュニケーションを取る」と準備の大切さを説いた。
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