結果より内容。頭ではわかっていても、オープン戦といえどここまで連敗続きだと変に「負けグセ」がついてしまうのではないかと虎キチ達はヤキモキしていたことでしょう。ようやくスカッとしたゲームで初白星。公式戦も、こんな試合展開にしてくださいね!
9連敗してたのに余裕!?の1勝 岡田彰布監督「伊藤と村上が2人投げれたから、それだけで十分や」
(スポーツ報知より)
◆オープン戦 ロッテ1―6阪神(13日・ZOZOマリンスタジアム)
昨季日本一の阪神が、やっと勝った。オープン戦9戦全敗で迎えた10戦目。岡田彰布監督(66)は12球団で最後の初勝利に「勝ちって、そういう問題じゃないやろ」と無関心を装い、「伊藤と村上が2人投げれたから、それだけで十分や」と余裕を見せた。先発の伊藤将が5回2安打無失点と好投し、6回からは村上が4回3安打1失点。昨季10勝コンビのリレーで快勝した。
特に先発した左腕の投球が収穫。過去2度の登板は計7回で13安打9失点と不安を露呈したが、本人も「低めにテンポよく投げられた」と納得した。先頭の出塁を1度も許さず、初回と4回の被安打は2死からで後続をピシャリ。課題の球威も「前回より良かった」と前進した。気温13度、風速10メートルでトレードマークの半袖を封印。プロ入り後初の長袖登板で、「風邪をひかないように。(開幕後は)半袖です」という笑顔にも安どが漂った。
最速は139キロながら、指揮官は「もうちょい出そうやけど。まあ、次投げて」と悠然の構え。生命線の制球が戻ったことを「(前回と)全然ちゃう」と評価し、「7失点スタートの投手やから」と苦笑いした。球団ワーストとなったオープン戦9連敗の始まりは、2月23日の巨人戦(那覇)の伊藤将の初回7失点。きっかけとなった男の復調とともに、投打がかみ合った。
12日の雨天中止からスライド登板した村上も5奪三振。指揮官は「まだ分からへん」と開幕ローテを保留したが、村上は2カード目の初戦となる4月2日のDeNA戦(京セラD)、伊藤将は同3日が予想される。次戦から本番を見据えた戦術を予告している岡田監督は「あした初めてミーティングするやん、サインの」と淡々。緊張感が増すのはこれからだ。
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