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大量7得点で圧勝ー森下22号!大山10号!ヘルナンデス1号!

9月18日、マツダスタジアムで行われた広島-阪神は、阪神が7-2で快勝した。15安打を積み重ねて主導権を握り、ビジター最終カードを連勝で締めた。今季の広島戦は19勝6敗と圧倒し、最多タイ勝利数に並んだ点も話題になった。この日は主砲・佐藤輝明がコンディション不良で2試合連続ベンチ外。その穴を埋めるように「6番・三塁」でヘルナンデスが先発に名を連ね、打線の厚みが維持された。

試合は序盤、互いに無得点。阪神は1回を三者凡退、2回も得点に結びつけられず。それでも流れを引き寄せたのは3回表だった。無死二塁から3番・森下翔太が左翼スタンドへ先制の22号2ラン。まずはスコアを動かす“先手”を奪った。この一発で森下が通算200打点到達、生え抜き右打者として球団史上初の3年目200打点へ到達した。

4回表は二死二塁で近本が中前適時打。ホーム生還の判定を巡ってリプレー検証となったが、判定は変わらず。阪神が3点目を加え、試合のテンポを完全に掌握した。

反撃したい広島は5回裏、二死一二塁から中村奨成、ファビアンの連続適時打で2点を返し1点差に迫る。だが、この“反攻”がこの試合のクライマックスでもあった。阪神は6回表、先頭のヘルナンデスが相手投手の代わりばなを仕留め、左翼席へ来日1号のソロ。これが今季の猛虎助っ人初アーチとなった。

続く7回表には4番・大山が右へ運ぶ10号2ラン。8年連続2桁本塁打となり、勝負どころでの長打力は、短期決戦を見据えるうえでもなくてはならない存在である事を改めて証明してみせた。

8回表は二死三塁から2番・中野が左前に運んでダメ押しの7点目。なおこの回には高寺が二盗も決めるなど、終盤に入っても攻めの姿勢は崩れなかった。

投手陣は先発・大竹が5回5安打2失点。丁寧に両サイドを突きながら試合を作り、今季9勝目に到達した。完封直後の中5日でもブレない投球で3年連続2桁勝利へ王手をかけ、藤川監督の下でローテの軸を担う安定感を発揮した。

継投も盤石だった。6回は湯浅が2四球で走者をためたところを及川が救援し、無失点で切り抜ける。以降、畠-工藤-ドリスと細かく小刻みにつないでゼロ行進。9回はドリスが締め、形の良い勝ちパターンを確立した。

広島は先発・髙太一が5回3失点。5回に2点を返して反撃ムードを作ったが、その直後に被弾が続いて苦しくなった。新井監督は試合後、「すべての面で力の差を感じさせられた」と総括。阪神戦の最終成績は6勝19敗と大きく負け越す結果に。守備のほころびも絡み、序盤の主導権喪失が最後まで響いた。

藤川監督は大竹について「(個人的記録は)全体で共有しすぎると動きが鈍る。普通にやるだけ」と平常心を強調。チームとして“個を追いかけ過ぎない”姿勢を貫くことが、結果として記録や勝利を呼び込んでいるのだろう。

 

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一方の新井監督は「三回の先制2ランが相手先発に余裕を与えた」と振り返った。阪神戦は6勝19敗で今季終了。来季に向けては、序盤からリズムを崩さない守りと、勝負どころの一球の精度向上が課題になりそうだ。

“主力不在でもブレない戦い方”を実現したタイガース。先制は森下、中押しはヘルナンデス、ダメ押しは大山と中野。先発・大竹が試合を作り、救援陣がピンチを火消しして0でつなぐ。阪神の強みは「層の厚さ」と「再現性」にある。ビジターでの7-2快勝は、結果以上に“チームとしての強さ”を示す一戦となった。

 

 

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