今季初の3タテ食らう・・・甲子園で悪夢6連敗

今季初の3タテ食らう・・・甲子園で悪夢6連敗

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名手・西勇輝がまさかのフィールディングミスから失点を重ね、打線は相変わらず湿りっぱなし。王者とは思えないチグハグな戦いで、本拠地で2018年以来となる6連敗を喫してしまいました。長く暗いトンネルから抜け出すためには、起爆剤となる選手の登場が必要なのかもしれません。苦しい時こそ、応援をがんばりましょう!

交流戦の大失速でついに貯金「0」 ノーノーの〝呪い〟いまだ抜け出せずか
東スポWEBより)

阪神は6日の楽天戦(甲子園)に1―4で敗れ今季初となる同一カード3連敗。先発の西勇が6回4失点と崩れると、打線も4安打1得点と反発力を欠いたままゲームセット。4万2625人の観客が詰めかけた球場には、虎党たちのタメ息とフラストレーションばかりが充満した。

 チームはここまで交流戦8試合を戦って1勝7敗で最下位。1試合平均で1・6点しか挙げられていない打撃陣の深刻な得点力不足が、投手陣に過度な負担と疲労をもたらす悪循環から抜け出せずにいる。

 この日はゴールデン・グラブ賞獲得経験もあるフィールディングの名手・西勇が、4回に痛恨のダブルエラー(捕球ミス&一塁悪送球)を犯してしまったことが失点に直結した。本人は「自分が焦ったというか、打球の変化に反応できなかった。チームが勝ちたいという気持ちがミスにつながった」と猛省したが、ここまで8試合に先発登板して防御率1・79。パフォーマンスを維持しながら、2勝3敗と黒星が先行してしまっている右腕を責めるのは酷というものだろう。

 宿敵・巨人の若きエースにかけられた〝呪い〟からまだ抜け出せずにいるのだろうか――。阪神は5月21~23日の対広島3連戦(マツダ)終了時点で、4カード連続の勝ち越しと好調を持続。歯車が狂い始めたのは翌24日の巨人戦(甲子園)からだ。この試合で相手先発の戸郷に史上89人目、通算101度目のノーヒットノーランを達成されると、そこから数えて2勝9敗の黒星街道に突入。最大で「7」あった貯金もこの日の敗戦で全て吐き出す格好となった。

 当該の試合で敗戦した直後は「たかが1敗なので」と森下がコメントした通り、ナインはヘッチャラだった。ところが、ここから今季ワーストとなる5連敗も含む4カード連続の負け越し…。4つの延長戦を戦ったが、鉄壁を誇ってきた自慢のブルペン陣が踏ん張り切れず、全てのゲームで敗戦を喫してしまうなど投打がかみ合わないもどかしい日々が続いている。

 とはいえ、前向きに捉えれば勝率はまだ5割。首位・巨人とのゲーム差も2・5しか離れていない。岡田彰布監督(66)も「もうええやん。(貯金)0になったわけやから。明日から開幕や」と前を向いた。悪夢のノーノーからこの日でちょうど2週間。夢ならそろそろ覚めてくれてもいい頃合いだ。

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