2026年3月29日、東京ドームで行われた阪神タイガースと読売ジャイアンツの一戦は、阪神が12-6で勝利した。終盤までゲームが大きく動き続ける展開となり、序盤から点の取り合いとなった。
試合は初回から動いた。1回裏、巨人は二死二塁の場面でダルベックがレフトへのタイムリー二塁打を放ち1点を先制。阪神は先発・伊藤将司が立ち上がりに先手を許す形となった。
しかし阪神はすぐに反撃する。2回表、二死一、二塁から投手・伊藤将司がレフトへ2点タイムリー二塁打を放ち、1-2と逆転に成功。投手自らの一打で試合の流れを一気に引き寄せた。
さらに3回表、阪神は攻撃の手を緩めない。一死満塁のチャンスで中川勇斗がライトへ2点タイムリー二塁打を放ち追加点。続く伏見寅威の内野ゴロの間にも1点が入り、この回3点を奪って5-1とリードを広げた。序盤3回までで試合は大きく動き、阪神が主導権を握る展開となった。
巨人の反撃で試合は振り出しへ 中盤は完全な打撃戦に
リードを広げた阪神だったが、試合はこのまま一方的には進まなかった。巨人は中盤に入り反撃を見せる。安打と四球を絡めて得点圏に走者を進め、複数得点を奪い試合を再び動かした。
阪神先発・伊藤は序盤の失点後に立て直しを見せていたが、中盤にかけて巨人打線に捉えられ、徐々に点差を詰められていく展開となった。阪神はリードを保ちながらも、試合の流れは一進一退となる。
そして試合は終盤にかけて振り出しに戻る。巨人は着実に得点を重ね、ついに5回裏に同点に追いつくことに成功。試合は一転して勝敗の行方が読めない展開へと突入した。
序盤は阪神の流れだったが、中盤は完全に打撃戦の様相となり、両軍ともに得点を奪い合う試合展開となった。
Tiktok動画はこちら
8回に再び試合が動く 坂本・木浪の連打で勝ち越し
試合の大きな分岐点となったのは8回表だった。同点で迎えたこの回、阪神は再びチャンスを作る。走者をためて迎えた場面で、坂本誠志郎がタイムリーを放ち同点に追いつく。さらに続く木浪聖也が内野安打で追加点を挙げ、この回2点を奪ってリードを広げた。
終盤でのこの勝ち越しは、試合の流れを完全に阪神へ引き戻す一打となった。巨人としては同点に追いついた直後の失点であり、流れを維持できなかった形となった。
阪神はこの回の攻撃で、単打をつなぐ形で得点を奪った。派手な長打ではなく、確実に走者を進めてホームへ返す攻撃が機能し、勝負どころでの集中力の高さを示した場面となった。
9回に一挙4得点 打線爆発で試合を決定づける
阪神は9回表、試合を決定づける猛攻を見せる。1死後に森下翔太が今季1号となるソロ本塁打を放ち1点を追加。さらに打線は止まらず、坂本誠志郎が2点タイムリー三塁打を放ちリードを広げると、小幡竜平もタイムリーを放ち、この回一挙4得点を奪った。
終盤で一気に突き放すこの攻撃により、スコアは12-6。阪神は試合の主導権を完全に掌握した。
その裏、巨人の反撃を抑え、試合はそのまま阪神が勝利。阪神は12得点の猛攻でカード勝ち越しを決めた。
この試合は、序盤の逆転、中盤の同点、終盤の再逆転と、試合の流れが何度も入れ替わる展開となった。その中で阪神は、要所で得点を奪い切る勝負強さを発揮し、最後は打線の爆発力で試合を決めた。特に8回、9回の集中打は、この試合の勝敗を分ける決定的なポイントとなった。
