大量得点は望めない。そう踏んだ岡田監督の采配がズバリ的中し、数少ないチャンスをモノにして得た2点を守り切っての2連勝となりました。6連戦後半の戦い方として、主力を温存しながら勝つというのは大きいですね。あと2つ、しっかり勝ちましょう!
阪神・岡田語録 「今の打線なら2点も取ったらすごいやん」、岩崎温存「1人休ませるつもりでね」
(スポーツニッポンより)
阪神は大山が4回に挙げた2点二塁打を、4投手のリレーで守り切って2連勝とした。
試合後の岡田監督と報道陣のやりとりは以下の通り
<テレビ・インタビュー>
―ビーズリーの投球は?
「前回は甲子園で、ちょうど赤星との投げ合いでね。いいピッチングをしたので。期待通りのピッチングしてくれたと思いますね」
―リリーフ陣も無失点。きょうは桐敷がイニングまたぎをした。
「もうね、今日は1人を休ませるつもりでね。桐敷もこれで、明日はちょっと休まそうかなと思って。今日はイニングまたぎになったのですけど、他のピッチャーもいてるんでね」
―唯一の得点圏で大山のバッティングは?
「赤星はすごくボールもキレてたしね。なかなかチャンスはないと思ったけど、本当にワンチャンスでね、あそこでね。まあ次の2点目(佐藤輝の走塁)が大きかったですね」
―あすは才木と山崎伊の投げ合い。
「明日は、才木にもうちょっと長いイニングを投げてほしいと思いますね」
<ペン取材>
―ビーズリーは良かった。
「また巨人にいけるやんか」
―岩崎を休ませるつもりだった。
「もう今日はなあ。明日は才木と岩崎の2人でいけんかなあと思っていたけど」
―プラン通りか。
「そうそう、うん。石井があそこで3人でなあ…。フォアボールをなあ、打たせたらええのに(笑い)。3人でいっとったら、ちょうど1回ずつで済んどんやけどな」
―桐敷はああいう場面でいい働き。
「うん、まあずっといいし、今日は特に良かったな。だからまあ、打順を入れ替えたら当然、イニングまたぎになるけど。まあ明日は、1人上げなあかん(救援陣の1人をベンチ外にする)からな。ピッチャーな。明日は他の左ピッチャーに任せようと思って」
―ビーズリーは球数も少なかった。
「いやもう、十分十分。だいた100球メドで、6回な。ちょっと序盤球数多なったからな、2回とかでな」
―後ろがしっかりしてるからこそ、スパッと代えられる。
「ああもう、代える代える、全然。あと明日とあさっての2試合やからな」
―ゲラも自信取り戻したようなピッチング。
「そうやなあ、あんまり暴れんようになってきたよな。ちょっと引っかかってな、スライダーっていうかな。カットボールにしても、引っかかってたやつが、引っかかりがなくなってきたよな。けっこう投げていった方がええかもわからんな、間隔を空けるよりはな」
―巨人とは2カ月ぶりの対戦。
「俺も今日、久しぶりやなと阿部にも言うた。あんまり対戦なかったもんな」
―ヘルナンデスも抑えた。
「いやいや、まあ、いろんな情報入ってたし」
―近本ヒット
「そやなあ。はっきり言って1、2番が出てないんやで、全然。あそこがもうちょっと機能したらな、もうちょっとチャンスつくれると思うんやけどな」
―近本の4回の走塁で三塁突いた。
「まあそれは。向こうもフォアボールやったからな、その前にいい感じで打ってたからな、佐藤もな」
―ロースコアだが、普通の勝ち方ができた。
「まあこれが普通やろな。今の打線の調子からいったらな。2点も取ったやん、すごいやん。ここ最近の、昨日の延長のあんなんは別としてな」
―それくらい赤星の球も走っていた
「おう、良かった。初回から球が走ってるなと思った。その前の映像も見てたんやけどな、2軍戦もちょうど(映像を)見とったんよ、甲子園の時に。あの時も良かったからなあ」
―継投も決まり、会心の勝ちか。
「まあイメージ通り。(石井は)そら、フォアボールがなかったら(理想だけど)。まあそれは出す時もあるし、ここで2点じゃ、警戒して投げんとあかんし」
―開幕前から警戒している巨人。ここで叩いておきたいか
「いや、久しぶりやからや。全然そんなん」
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