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ミス絡みの失点響き、4連勝でストップ ・・・。

ミス絡みの失点響き、4連勝でストップ ・・・。

甲子園で行われた7月31日の阪神対広島戦は、阪神が序盤のミスから失点を重ね、3対6で敗れる結果となった。これにより、チームの連勝は4でストップ。首位をキープしながらも、守備の乱れと自滅が響いた内容に、藤川監督の表情も曇った。

試合は初回から波乱の立ち上がりを見せた。阪神の先発・伊原は、立ち上がりからコントロールに苦しみ、ストライク先行の投球ができず、1番の秋山に四球を与えると、続くファビアンの打席では送りバントを試みられた場面で、伊原自身の悪送球が飛び出して無死一、三塁のピンチを招く。小園にはライト前に弾き返されて無死満塁とされ、続く末包に対しては高めのストレートを狙われ、レフト前に先制タイムリーを浴びた。

さらに、続くモンテロにも詰まりながらセンター前へポテンヒットを許し、この時点で2失点。なおも無死満塁という状況で、次打者の坂倉の内野ゴロの間に三塁走者が生還し、初回だけで3点を失う最悪の立ち上がりとなった。いずれの得点も四球とエラー絡みで、まさに「自滅」と言える内容だった。

反撃したい阪神は、その裏に1点を返す。先頭の近本が四球で出塁し、続く中野がしっかりと送って一死二塁のチャンスを作ると、3番森下のセカンドゴロで進塁し、佐藤輝が左中間を破るタイムリーツーベースを放ち、まずは1点。初回の3失点に対し、すぐさま1点を返したことは評価できるが、さらに続く攻撃が繋がらなかったのが惜しまれる。

さらに3回裏にも1点を返す。中野のレフトへの安打から再び森下が犠牲フライで1点を加えた。さらに4回には熊谷が10球粘った末にライト前へタイムリーを放ち、3対4と1点差まで詰め寄ったが、ここで流れを完全に引き寄せるには至らなかった。あと一本が出ず、後続が打ち取られた場面は、この試合を象徴するようだった。

 

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阪神の伊原は2回以降は立ち直りの気配を見せたものの、5回に再びつかまる。モンテロ、矢野にヒットを許すと、二死一、三塁。ここで投手の9番打者・森にタイムリーを許し、2失点。この2点が最後まで重くのしかかる結果となってしまった。

その後、広島は継投で栗林、中崎、島内、そして森浦とつなぎ、阪神打線に反撃の糸口を与えなかった。阪神は5回以降はスコアボードに0を並べ、得点の気配を感じさせる場面は少なかった。

9回裏、阪神は一死から大山が中前打で出塁するも、続く打者が倒れ、反撃の芽は摘まれた。3-6のまま試合終了。球場にはため息が広がった。

この日の阪神は、全体としてリズムを作れず、序盤の守備ミス、四球、エラー、暴投といった自滅要素がすべて失点に繋がった。伊原は初回こそ不安定だったが、立ち直りかけた矢先に再び失点を喫して降板。中継ぎ陣も同様に要所で踏ん張り切れず、リズムを取り戻せなかった。

打線は佐藤輝、熊谷などがタイムリーを放つなど意地を見せたが、試合を通して好機にあと一本が出ず、残塁の山を築いた。特に中軸にランナーを背負った場面での凡退が続き、得点効率の悪さが目立った。

一方、広島は初回に相手のミスを見逃さずに得点を重ねた攻撃の集中力が光り、森の安定感ある投球と中継ぎの盤石な継投策で試合を終始リードした。特に末包、モンテロといった中軸が確実に仕事を果たし、効率の良い得点が印象的だった。

阪神にとっては、連勝が止まるだけでなく、自らの課題が露呈した敗戦となった。夏場の戦いにおいて、守備と投手の安定感は優勝争いの行方を左右する重要な要素となる。今日のような試合を教訓に、次戦以降の立て直しが求められる。

この敗戦が、チームにとって意味ある「リセット」となり得るか。注目されるのは、明日以降の戦いぶりにかかっている。甲子園球場を埋めた阪神ファンの声援は、最後まで熱かったが、その期待に応える姿勢と修正力が、首位を守り続けるためには必要不可欠である。

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