悪夢の大敗でシーズンエンド。悔いの残るラストゲームに

悪夢の大敗でシーズンエンド。悔いの残るラストゲームに

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「完敗」そう認めざるを得ない、あまりにもあっけないシーズンエンドの迎え方となってしまいました。打線は湿りっぱなし、投手陣はミス、自滅から傷口を拡げる・・・今季何度も見てきたような展開で、岡田監督のラストゲームはあまりにも残酷な結果となってしまいました。

【●阪神選手コメント集】2戦5三振の佐藤輝「もっと出来たシーズンだった」途中交代の梅野「自分の責任」
サンケイスポーツより)

(JERA クライマックスシリーズ セ ファーストステージ、阪神3ー10DeNA、第2戦、DeNA2勝、13日、甲子園)

阪神が連敗を喫し、CSファイナルS進出を逃した。一回、森下翔太外野手(24)のソロ本塁打で先制。しかし二回に高橋遥人投手(28)が戸柱恭孝捕手(34)の3点二塁打と牧秀悟内野手(26)の適時打で4点を失った。七回は2イニング目の村上頌樹投手(26)が代打マイク・フォード内野手(32)にソロ本塁打、富田蓮投手(23)が佐野恵太外野手(29)に3ランを許すなど、6点を奪われた。投手陣は2戦で25安打13失点。打線は計4得点。阪神は11度目のCSファーストSで8度目の敗退。主な選手のコメントは以下の通り(観衆=4万2646人)。

◆2戦で5三振の佐藤輝明 「もっと出来たシーズンだったと思うので、この悔しさは来年以降晴らしていくしかない。頑張ります」

◆2戦2安打0打点の大山悠輔 「悔しいです。それだけです。悔しいです」

◆2戦5安打2打点の森下翔太 「自分の中でも自信のあったモノもありました。もっと出来ると感じているので、オフシーズンに鍛え直して…」

◆1回0/3を投げ3失点の村上頌樹 「あのまま4ー1だったら…流れを持って来ることが出来なかった」

◆2戦1安打の中野拓夢 「結果通りだと思います。相手の勢いというところで、自分たちの野球ができなかった。勝負の世界なので、実力不足だったかなと思います」

◆九回に登板し、無失点の石井大智 「最後の登板になるかもしれないというところで、1年間やって来たことをマウンドで表現したかった」

◆九回に代打でソロ本塁打を放った原口文仁 「球場に最後まで残ってくれた皆さんに少しでもいいところを見せようと思って準備してたので。いい1本になってよかった」

◆5回4失点に高橋遥人 「今日の試合が全てなんで。僕を引っ張ってくれるキャッチャーも僕のせいで代えられてるんで」

◆退任する岡田監督へ坂本誠志郎 「こんな形でっていうのが歯がゆいし、悔しい思いが大きい。また成長した姿を見てもらえたら」

◆三回の守備から退いた梅野隆太郎 「自分の責任を果たせなかったというか、遥人にも申し訳なかったし。最後にこういう悔しい形だったので、うん。自分の責任かなと思います」

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