秋の紅白戦に突入するタイガース。藤川球児監督の脳裏にあるのは補強よりも現有戦力の底上げです。投手陣も十二分に駒は揃っていますから、しっかり整備して戦えるチームに仕上げてもらいたいですね。
【虎将トーク】阪神・藤川監督、1番佐藤輝の理由は「こちらの都合もありますけど、選手たちが、どう考えて動くというか」
（サンケイスポーツより）
阪神秋季キャンプ（8日、高知・安芸）阪神・藤川球児新監督（44）が取材対応。9日の紅白戦での「１番・佐藤輝」の理由やFA宣言をしたソフトバンク・石川 柊太投手（32）についても言及した。主な一問一答は以下の通り。
ーー9日の紅白戦で佐藤輝は2番から1番へ。可能性を広げてほしい
「どうでしょうね。こちらの都合もありますけど、選手たちが、どう考えて動くというか。佐藤がどうこうということはないですけど、テーマはそれぞれにあるんじゃないかと思います」
ーー高橋が異物除去の手術を受けた
「今シーズンも投げられていた状況ですけど、彼の中でそれを除去することによって、本当のいい状態に戻れるというところで、しっかりとした判断のもとで、故障してということではなくて、さらに良くなるためにということなので、彼は不死鳥なんでね。すごく自分が良くなるための努力をしてきた選手なので、期待してるというか、また元気な姿というかね、状態で戻ってきてくれることが何よりチームのためだし、彼自身のためになると思いますから、僕たちも、その間は他の投手たちもいるし、どれだけの時期になるか分からないですけど、早いかもしれないしね、それは分からない」
ーーソフトバンク・石川がFA宣言。球団としてのアプローチは
「ないんじゃないですか？ うちはまあどうでしょう。はっきり、僕の頭の中には入ってないですけど、今のところは。自分たちのチームに素晴らしい選手たちがいるので。あるなしというか、十分自分のチームで今、いい投手たちがたくさんいるなというのが実感としてあります」
ーーピッチャーは現有戦力で戦う自信があるということか
「まあ今の選手たち、ドラフトでも獲っていますけど、十分に自分たちの戦力に僕自身が自信を持っているので。何回も言いますけど、今いるうちの選手に対する自信はありますから。そういう意味で補強うんぬんというよりは自分たちの戦力に自信があるというところですよね」
ーー高橋は開幕どうこうよりも本人次第か
「全治がどうこうというよりは彼の年間で考えないといけないので。年間スケジュール、復帰後のスケジュールを考えて来年以降、彼の野球選手のキャリアの中でつまずくことなくいけるようにするのが、こちらの務めですから。それしか言いようがないですね。今のところね」
ーー9日、岡田顧問と球場で話すのは楽しみもある
「そうですね。来てみてからになりますけど、どんな様子になるかは私だけじゃなくて、球団のスタッフすべての方が気になっているところだと、元気かどうかを気にしていると思いますし、ファンの方も明日は週末なのでたくさん来られると思うので、監督がどんな表情されて来るのか。あまりストレスにならないようにとは思いますけど、楽しみにして待ちたいと思いますけど」
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