今季ラストG戦で屈辱の17年連続V逸

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ジャイアンツ相手には1失点も許していなかった西勇輝が1発攻勢に泣き、打線の援護は2点止まり。勝負弱さを露呈する形で、今シーズンの優勝と、自力でのCS進出可能性が消滅してしまいました。まだ終わりではない、甲子園に戻って、しっかり目の前の勝負に拘ってほしいです。

矢野虎V消滅 自力CSも消滅 阪神・藤原オーナー「残念」
サンケイスポーツより)

(セ・リーグ、巨人3-2阪神、25回戦、阪神14勝10敗1分、17日、東京D)阪神は巨人との今季最終戦に2-3で逆転負け。17年連続でリーグ優勝を逃すことが決まり、藤原崇起オーナー(70)=電鉄本社会長=は「優勝をお届けすることができず残念に思います」とファンに〝懺悔〟した。3位ながら、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性も消滅。残り7試合。来季のV奪回につなげるためにも、必ずCS切符はつかみ取る。

集大成には、ほど遠かった。矢野監督の下で戦った4年間、どれだけ強い覚悟を胸に戦っても、ついに悲願には届かなかった。数字上、わずかに残っていた可能性も完全に消え、虎の17年連続となるV逸が決まった。

「それはもう厳しいのは十分、分かってるしね。もちろん優勝は狙って、そこを目指してやってきたんで。でも、まだ目標はあるんで。しっかりやっていきます」

一度として一番上に立てないまま、最終年が終わる。5位巨人に逆転負けし、自力でのCS進出の可能性まで消された。



試合後には藤原オーナーも口を開いた。球団を通じてのコメントではあったが「チームの勝利を信じて応援いただいたファンの皆さまに、優勝をお届けすることができず残念に思います。今季はスタートで大変な思いをした中でも、ファンのみなさまには連日球場に足を運んでチームの背中を押していただき本当にありがたく思っております」と、虎党へ頭を下げた。

昨季はVへあと一歩まで迫り、今季こそと誰もが胸を躍らせた。だが、キャンプイン前日の1月31日に矢野監督が今季限りでの退任を表明したところから、異常なことばかりが起きた。地獄のような開幕9連敗に始まり、球団記録を更新する25度の零封負けを喫するなど、Vを目指すどころではなかった。来季、18年ぶりの悲願へたどり着くためには、矢野虎のことばかり嘆いてもいられない。

藤原オーナーは、勝率5割まで盛り返した前半戦を総括した際に、次期監督像を問われ「ドラフトで獲得してその人たちのいいところを伸ばしていく。腰を据えて選んで、腰を据えて育成して、そして活躍してもらう。それが一番いい方法かなという気はします」と〝育成路線〟を新監督にも継承させる構想を明かしていた。

事実、今オフのFA(フリーエージェント)市場は目玉選手が多いが、虎が動く気配は現状ない。逆にFA有資格者の西勇、岩崎、岩貞らを全力で引き留め、現有戦力をたたき上げて進もうとしている。6月の快進撃の時期にはクリーンアップには近本、佐藤輝、大山のドラフト1位トリオが座った。湯浅を筆頭に西純、森木ら若い希望もある。

まだ3位とはいえ、4位広島と5位巨人に0・5ゲーム差まで迫られ、苦しい状況。それでも日本一を目指し、矢野監督としても何かを残したい。CS出場に向け「守りに行って取れるもんじゃないと思う。奪い取るしかないと思う」と決意を固めた。

藤原オーナーも「これから、チームはクライマックスシリーズ進出から日本一へのチャンスに向かって一丸となり、その目標に向けて頑張ってくれるものと信じております」と期待をかける。V逸の事実は重いが、次の戦いも、のんびり待っていてはくれない。

■データBOX

◉…阪神のリーグ優勝の可能性が消滅した。ヤクルトが中日戦に引き分けて73勝54敗2分けとなり、残り13試合で全敗しても勝率は・521。巨人に敗れた阪神は残り7試合を全勝しても72勝68敗3分けで勝率・514。ヤクルトを下回るため、17年連続のV逸が決まった。

◉…阪神は自力でのCS進出の可能性も消滅した。残り試合数が3多い巨人との対戦が終了したため、巨人が残り10試合を全勝すると73勝67敗3分で勝率・521となり、阪神は上回れない。

◉…阪神は巨人との今季最終戦に敗れたが、14勝10敗1分けで2年連続の勝ち越しで終えた。2リーグ制での巨人戦のシーズン勝ち越しは12度目で、14勝は2007年(14勝9敗1分け)以来8度目。最多は1979年、2003年、04年の17勝。

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