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天も味方せず・・・後味悪い7回コールド負け

天も味方せず・・・後味悪い7回コールド負け

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台風が関西圏にあり、大阪市内でのサッカーJリーグなどの主要ゲームが軒並み中止となる中で、甲子園でのジャイアンツ戦は強行開催。しかし・・・予想以上の降雨で、7回コールド負けという結果になってしまいました。サトテルのエラーで失点という悪夢の再現で、手痛い1敗を喫してしまいました。

7回裏雨天コールド負け「しゃべる気ならん」監督 失策&野選の佐藤輝明「しっかり練習」
日刊スポーツより)

<阪神1-3巨人>◇1日◇甲子園

天も虎を見放したのか…。阪神が降雨による7回雨天コールドで、巨人に接戦で敗れた。7回表に巨人のバント攻めを受けると、佐藤輝明内野手(25)の悪送球も絡んで勝ち越しを許した。甲子園の連勝も「8」でストップ。シーズン残り22試合で2位巨人とのゲーム差が5差、首位広島とは今季最大の5・5差と崖っぷちの状態だ。岡田彰布監督(66)は歯がゆすぎる展開に、さらには試合決行にも怒り心頭。「しゃべる気にもならんよ」とカンカンだ。

悪天候が予想された中での7回降雨コールド負けに、岡田監督はいら立ちを隠さなかった。「しゃべる気にもならん、しゃべる気にもならんよ。消化試合ちゃうんやから」。報道陣の問いかけに、そう答えると、語気は次第に荒くなる。「台風の雨やろ? 3試合中止にしてるところもあるのに、お前」。8月27日からセ・リーグの連盟管理節に入っているため、試合開催可否の決定は連盟の管轄。7回で勝敗が決まってしまっただけに、口調は怒りを含んでいた。

まるで狙われているようだった。1-1のまま迎えた7回無死一塁。吉川が犠打を試み転がした打球は、三塁線へ転がった。前進した佐藤輝がつかんで一塁へ送るも、吉川の足に当たる悪送球。ピンチを一、三塁と広げ、門脇の中前適時打で勝ち越しを許した。

負の連鎖は終わらない。さらに続いて打席に入った小林は、初球を三塁線へと転がしセーフティースクイズ。チャージした佐藤輝が、急いで本塁へ投げるも間に合わず。前夜に逆転3ランを放ったヒーローが悲しくも、この日は肩を落とした。

接戦の中で許してしまった走者の生還。佐藤輝は「しっかり投げたかったですね」と猛省した。雨の影響について問われたが「それは言いわけにできないので。しっかり練習します」と責任を背負った。

逆転勝ちした前夜の勢いを続けたいところだったが、雨が降りしきる本拠地は味方になってくれなかった。7月21日広島戦から続いていた甲子園での白星も、8連勝でストップ。セ・リーグ連覇という大目標へ、徳俵に足がかかる。首位広島も勝利したため、ゲーム差は今季最大の5・5に広がり、2位巨人とも5ゲーム差。4位DeNAとは1・5ゲーム差に縮まり、土俵際が続く。残りは22試合。雨にも負けず、もう、勝ち続けるしかない。

 

▽阪神平田ヘッドコーチ(7回、佐藤輝のバント準備について)「そりゃ、セーフティー(スクイズ)の準備はもちろんしてますよ」

▼阪神と首位広島とのゲーム差は、今季最大の5・5に開いた。阪神は今季残り22試合。プロ野球最大の14・5差逆転の63年西鉄、2位の13差逆転の08年巨人は、ともに残り22試合時点では首位から6ゲーム差。阪神は続くことができるか。

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