先発陣それぞれの〝もうひと頑張り〟に期待!

先発陣それぞれの〝もうひと頑張り〟に期待!

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ジャイアンツ戦で3タテとはいかなかったものの、快調にマジックを減らしているタイガース。この日先発を託された伊藤を筆頭に、好投手がズラリ並ぶ先発ローテは圧巻です。シーズンもいよいよ終盤戦、リリーフ陣の消耗を防ぐためにも、彼らの好投にはさらに期待したいですね。

アレに向かって〝もうひと頑張り〟 9月の過密日程を前に金村暁氏が先発陣に「注文」
東スポWEBより)

阪神は残念ながら27日の巨人戦で連勝が「6」でストップしました。

 試合は2点を先制。先発・伊藤将(27)も5回まで無失点と連勝継続の雰囲気は大いにありました。しかし6回にソロ2発で追いつかれ、8回には岡本和、丸の連続適時打。8回途中4失点で5敗目を喫しましたが、内容は責められるものではなく、勝負に行った結果。試合前まで対阪神5連敗中だった巨人に終盤は〝意地〟を見せられた形ですが次戦以降に引きずるような負けではありません。

 8月ラストの1週間、先発は西勇→大竹→村上→青柳→伊藤将と全員が5回以上投げ、最低限の役割を果たしたことも、先々のチームにいいリズムをもたらすのではないかと思います。今週、次週もチームは週6試合ではなく、週5試合。当面はこの5人で先発は回ることが予想され、先々に明るい見通しが立った1週間にもなりました。

 一方でこの9月の2週目まで、先発陣の面々には、ひとつ「注文」があります。この間は、ぜひともハイ・クオリティー・スタート(7回自責点2以内)のような1アウト、1イニングでも長い回を目指して投げてほしいというものです。

 9月中旬の12日からは7連戦、1日休んで今度は8連戦と、1年で最もハードな過密日程となります。7月最終週から4週連続で6連戦を戦い18勝5敗1分けの好成績の立役者には、数多くの接戦勝利を演出したブルペンの存在があり、当然、岡田監督も順位を確定させるまでは「勝ち」にこだわった采配を振るはずです。守護神・岩崎の49試合を筆頭に、加治屋(46)、岩貞(43)ら、ここまでの登板を重ねてきたリリーフを少しでも〝骨休め〟させることができる期間は、週5試合が続く9月2週目まで。そこからは総動員での頑張りが必要になる期間がやってきます。

 村上、大竹、伊藤将には、自分へのモチベーションをうまく力に変えてほしいと期待します。村上は防御率のタイトル、伊藤将なら初の規定投球回達成、大竹は自身初の2桁勝利などシーズンの疲れがあるなかでも〝奮起〟できるモチベーションを持っているはずです。西勇や青柳は逆に、個人としては満足できないシーズンですが、最後に健在ぶりを発揮できるチャンスです。チームはアレ(優勝)にむけ、総仕上げに入る時期。それぞれの〝もうひと頑張り〟に期待します。

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