“地獄のロード”などもはや死語となったこの夏。京セラDMでの最後のゲームは、サトテルの豪快弾&同点タイムリーで逆転勝利、見事8戦全勝を決めてくれました。これでマジックは「24」、最高の状態で甲子園へ戻ることができますね。
阪神 京セラ全勝締め!史上初8戦8勝 佐藤輝が反撃弾&同点打でM24「気持ちが結果に結びついた」
(デイリースポーツより)
「阪神タイガース7-2中日ドラゴンズ」(23日、京セラドーム大阪)
球団史上初の京セラドームシーズン無敗となる、8連勝を導いた躍動だ。阪神・佐藤輝明内野手(24)が2点を追う四回、自身76打席ぶりとなる右越え14号ソロ。五回には右前へ同点適時打を放った。逆転での4連勝に貢献し、岡田監督の阪神監督での通算460勝目に花を添えた。今季最多の貯金26とし、優勝マジックは一つ減って24。“アレ”への歩みが日々、力強さを増してきた。
大砲から発射された砲弾のごとく、佐藤輝の打球が勢いよく打ち上がった。「感触は良かったので」。勝利へ向けた反撃の起点となった76打席ぶりの一発。猛虎の反発力を見たか!!と言わんばかりの弾丸ライナーだった。
好投手・小笠原相手に心がけたのは「強い打球を打つ、いいピッチャーなので積極的に行こう」。2点を追う四回先頭、1ボールから高めに浮いた125キロチェンジアップを逃さない。白球は、瞬く間に右越えの14号ソロとなった。
勢いは止まらない。1点を追う五回1死一、三塁。今度は左腕の148キロ低め直球を完璧に捉え、一、二塁間を破る同点打とした。「打ちたいという気持ちが結果に結びついたんじゃないか」。勝利を追う執念をバットに乗せ、心地よい快音を響かせた。
試合後のお立ち台。ヒーローインタビューで遠征続きの疲れはないか?とインタビュアーから問われたが、佐藤輝は「大丈夫です!!」と即答した。実は秘密がある。
契約する健康機器メーカー・ファイテン社から提供されている数々のサプリメントを服用している。なかでも疲労回復や体のケアに効果がある「バレニン」のサプリメントについては「バレニンはいいですね。疲労回復している感じがあります」と明かす。糸井SAも同サプリメントで体のケアに充てていた。
バレニンとは子育ての際、エサを捕食せず延々と泳ぐクジラから抽出された成分だ。本格的に服用を始めたのは、契約を結んだ昨季から。体が資本のプロ野球選手。日々のケアが佐藤輝のパフォーマンスを支えている。
チームは京セラドーム8戦全勝で、夏のロード最多タイの16勝となった。5試合連続安打かつ岡田監督の監督通算460勝にも花を添える祝砲だった。「一番打ちたいのはホームランなので頑張りたいです」。スラッガーとしてのプライドがある。アレへの道へ、着実に前進している。18年ぶりのゴールテープを切るために、佐藤輝の豪打が欠かせない。
◆中日戦3発目 佐藤輝が8月1日・中日戦(バンテリンド)の第4打席以来、18試合76打席ぶりの14号ソロ。今季14本の内訳は中日、DeNA、広島戦いずれも3本。ヤクルト、巨人戦2本、ソフトバンク戦1本。
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