サトテルまたも痛恨エラーで先制点を献上・・・

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「またか〜・・・」“本拠地”京セラDMに溜息がこだましました。サトテルが今季17個目となるエラーで先制点を献上してしまい、そこからリズムの狂った村上投手は4失点、8敗目となってしまいました。守備は猛練習で上達するしかありません。日々、鍛錬。この壁を乗り越えてほしいですね。

阪神・佐藤輝明がまた適時失策「本当に反省して、練習します」 馬場敏史コーチは「メンタルの部分も多少なりとはある」と指摘
サンケイスポーツより)

(セ・リーグ、阪神3ー6広島、17回戦、広島9勝7敗1分、9日、京セラ)またか…。広島との首位攻防3連戦初戦で阪神は3-6で敗れた。二回2死一、二塁で三塁を守る佐藤輝明内野手(25)の今季17個目の失策で先制点を献上。先発した村上頌樹投手(26)は5回6安打4失点(自責3)で8敗目を喫した。広島とは3ゲーム差に拡大。打てん、守れん。どうするんや!

やってはいけない痛恨のミスだった。悲鳴にも似た声が京セラドームに充満する。まさかの形で献上した先制点。佐藤輝は呆然(ぼうぜん)と、白球の行方を見つめるしかなかった。

「本当に反省して、練習します」

二回2死一、二塁だった。林の打球は三塁への平凡なゴロ。スタンドがほっと息をついたのもつかの間、捕球した背番号8はツーステップ。しかし、放たれた送球は大きくそれた。無情にも白球は一塁側スタンドへ。ボールデッドとなり、二走の生還が宣告された。

首位広島との大事な3連戦。その初戦で喫してしまった先制点を献上する適時失策。今季17失策は12球団最多を数える。7日のヤクルト戦(神宮)でも失点につながる連続失策と、上り調子の打棒とは裏腹に守備ではピリッとしない。

「原因というか練習しかないです」

第2次岡田政権発足時から、佐藤輝の守備を指導し続ける馬場1軍内野守備走塁コーチも「引っかけてしまったミス。メンタルの部分も多少なりとはあると思う」とフィジカル面以外の要素も口にした。確かに大きなミスだった。それでも、4番でホットコーナーを任せられるのは一人しかいない。馬場コーチは「ここからもっと大事な時期になってくるし、これから何十年もやっていかないといけない選手だから。映像を見て、振り返って、しっかりコミュニケーションとって、練習させていきます」と続けた。どん底からはい上がった打撃と同じように、佐藤輝は守備の壁も乗り越えていくしかない。

「しっかり切り替えて、集中して頑張ります」

悔しさをにじませて、球場を後にしたのは誰よりも遅かった。バットで、そしてグラブで、この借りは必ず返す。

★阪神・佐藤輝の前回失策VTR

7日のヤクルト戦(神宮)。0-2の二回1死一塁で松本直のゴロを佐藤輝がファンブルし、一、二塁とピンチを拡大。さらにサイスニードの犠打を処理後、一塁に悪送球し、今季2度目の1試合2失策を記録した。その後の追加点を献上するミスとなり、最終的に0-4で五回降雨コールド負け。岡田監督は「言うまでもないやんか」とカミナリを落とした。

 
 

■データBOX

◉…阪神・佐藤輝が今季17個目の失策を犯した。7月30日の巨人戦(甲子園)から10試合6失策。シーズン143試合換算では23失策ペース。今季失策した試合の勝敗は6勝7敗2分け

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