“40本いける!”サンズからサトテルへ熱い激!

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新人時代にお世話になった兄貴分のサンズ臨時コーチから、40本打てると太鼓判を押されたサトテル。成長した姿を見せる事こそ何よりの恩返しとなるはずです。海の向こうまで話題が届くような大活躍、期待しています!

阪神・佐藤輝明、臨時コーチ任期終了のサンズ〝兄貴〟から惜別ゲキ 輝は「日本一の打者」40発も「できる」とラストメッセージ受け取った
サンケイスポーツより)

阪神春季キャンプ(13日、沖縄・宜野座)阪神・佐藤輝明内野手(25)が、球団OBのジェリー・サンズ臨時コーチ(37)から40本塁打を達成できると太鼓判を押された。昨季限りで駐米スカウトも退任しており、キャンプ初日から宜野座を訪問してきたが、この日ですべての任務を完了。虎を離れるラストメッセージとして「彼は日本で一番の打者」とエールを送られた佐藤輝は、名実ともに最強のスラッガーを目指す。

〝兄貴〟から惜別のゲキだ。日本一の打者になれ! 計り知れないポテンシャルを持つ佐藤輝が、サンズ氏からの助言を胸にキャンプの前半戦を終えた。

「いろいろお話しして、指導もしてもらったんで。『またいつでも電話をかけてくれ』って言ってもらいました。いろいろ教えてもらったので、やっていきたいなと思います」

サンズ氏は23年から阪神の駐米スカウトを務めたが、昨季限りで退団。キャンプ初日からチームに帯同し、後輩のために身ぶり手ぶりを交えて指導してきたが、中でも気に掛けるのは佐藤輝だった。「彼は日本で一番の打者だと思っている。この2年間、彼の中では苦しいシーズンだった。その中でも2割6分、20本塁打近く打っているということは、彼にはそれくらいの能力があると思う」といい、40本塁打が期待できるか?との問いには「彼がもし安定した結果を残すことができれば、本当にそのようなことはできると思う」とアンサー。ポテンシャルは誰が見ても十二分。だからこそ、誰が見ても納得する結果を期待した。

2人は2021年にともにプレー。ルーキーイヤーだった佐藤輝はフルスイングで強烈なインパクトを残す一方で、セ・リーグワーストの連続無安打打席「59」を記録するなど、プロの壁にぶち当たった。そこで苦しみから救ってくれたのがサンズ氏。聞けば考え方や打撃フォームを教えてくれる〝兄貴〟のような存在だった。このキャンプでも事あるごとにサンズ氏に教えを仰ぎ、投手側に体重移動をし過ぎずに重心を後ろに残すよう「ステイバック!」と助言を与えられた。

背番号8はこの日のフリー打撃では51スイング中、11本の柵越えとピンポン玉のように白球をはじき返した。

「割といいスイングができているんじゃないかなと思います」

どんな時も優しく教えてくれたサンズ氏への恩返しは、一本でも多くのアーチを架けることだ。

 

★サンズという男

2008年D25巡目でドジャース入りし、レッドソックス、パイレーツなどでプレー。メジャー通算では156試合に出場し打率・238、10本塁打、57打点だった。18年8月に韓国・ネクセン(19年からキウム)へ入団し、20年に阪神入り。持ち前の勤勉さで日本野球に順応し、20年は19本塁打。21年も20本塁打をマークしたが終盤に失速し、同年限りで退団。NPB通算では230試合で打率・252、39本塁打、129打点だった。22年に現役を引退。23年から2年間は阪神駐米スカウトを務めたが「家族と過ごすため」に昨季限りで退団した(後任は阪神OBのエフレン・ナバーロ氏)。

■佐藤輝とサンズ氏の交流あらかると

★2021年4月 開幕直後、プロの投手に苦しむ新人の佐藤輝にサンズは自らの打撃論を伝授した。

★2021年8月 佐藤輝が相手投手のインハイ攻めに苦しんでいると、8月17日のDeNA戦(東京ドーム)の試合前にサンズが「ちょっと崩れているんじゃないか。インコースも逆方向に運べる力がある」と助言。すると、その試合で佐藤輝は2打席連続本塁打。

★20232 駐米スカウトとして沖縄・宜野座キャンプを訪れたサンズ氏と再会。フリー打撃の前後でアドバイスを求め「『もう少しタイミングを早く取ったら?』といわれた。やってみようと思います」と〝師弟関係〟が復活した。

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