勝負の夏、ラストスパート!才木が背水の陣を覚悟

勝負の夏、ラストスパート!才木が背水の陣を覚悟

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見事な復活劇を見せてくれた才木投手ですが、ここへ来て足踏み状態が続いています。2試合続けて4失点以上も奪われ、本来のピッチングからは遠い結果に終わってしまいました。この苦しい状況でチームを救う快投に期待したいですね。ここから勝ちまくりましょう!

才木浩人「1年間投げる大変さ味わっている」20日ヤクルト戦「気負わず」10勝目指す
日刊スポーツより)

鳴尾浜球場での投手指名練習を終えた才木浩人投手(25)が汗をぬぐった。

8月も残り2週間。ここで上位に離されれば「勝負の9月」と言えない状況になりかねない。報道陣に囲まれた右腕は覚悟を言葉に乗せた。

「今は1年間投げるための壁にぶつかっている感じはする。何とか今月中にはもう1回、良いピッチングができるように修正できたらと思う。ここをしっかり乗り越えていければ自分も成長できる」

自身初の2桁勝利に王手をかけてから2試合勝ち星がついていない。いずれも4失点以上と試合をつくることができなかった。チームは引き分けを挟み3連敗中。自身の立場とリンクするように背水の状況と言える。

2年前は右肘のトミー・ジョン手術から復活。昨年は2軍調整を挟みながら先発ローテーションの一角を担った1年となった。今季はチームの柱として離脱なく腕を振り続けている。「おととしは1試合投げるのもけが明けだから大変。去年は中6で回るのもすごい大変だなと感じた」と回想。「今年は1年間投げる大変さを味わっている。ここで立て直すことができたら来年再来年にもつながっていく。そういう意味でもすごく大事。前を向いてやらないと」。力強く言い切った。

首位広島と今季最大の5ゲーム差。週末には直接対決も控える。広島に1ゲーム差の2位巨人を含め、これ以上2チームに離されるわけにはいかない。前回登板後は経験豊富な西勇からアドバイスをもらったといい「頑張らなあかんな、と思えた」とうなずいた。立ち止まってはいられない。

チームは8月の京セラドーム大阪でのヤクルト戦は2010年から16連勝中。吉兆データも味方につけ、まずは猛チャージの先陣を切る。先発する20日のヤクルト戦へ向け「良い流れを持ってこられるように。あまり気負わず、自分のピッチングができるように」と意気込んだ。10勝へ「三度目の正直」。そして、リーグ連覇へ正念場のチームに火をつけるピッチングが見たい。

 

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