待ちに待ったホーム開幕戦は、これより酷い展開はないと思えるほどの最悪の結末となってしまいました。満を持して先発マウンドに立った才木投手が6回途中で4失点。打線の奮起もなく為す術なく大敗・・・仕方ない、切り替えて次の試合にフォーカスしましょう!
阪神・才木浩人、まさか…六回途中4失点KO
(サンケイスポーツより)
(セ・リーグ、阪神1-7DeNA、1回戦、DeNA1勝、1日、京セラ)交代指令を告げられてベンチに帰った阪神・才木浩人投手(26)はタオルで顔を覆ったあと、悔しそうな表情でうつむいた。京セラドームでのホーム開幕戦。昨季13勝のチーム勝ち頭が六回途中7安打4失点でまさかのKOだ。
「泣いてないですよ。ああいう展開で、すごいチームの流れも悪くしちゃうし、申し訳ないなって」
悪夢は1-1の六回だった。1死から2安打&1四球で満塁のピンチを背負い、佐野に高めのフォークを右前にはじき返されて勝ち越されると、続く山本にもフォークを右前へ。連続タイムリーを浴びた。
「きょうは真っすぐはよかったけど。フォークが抜けたりとか。自分の技術不足」
このあとも立ち直れなかった。森敬にはフルカウントからファウルで粘られて、押し出し四球。勝敗を決定づける4点目を献上し、ジャクソンを見逃し三振に打ち取ったところで降板した。
「(藤川)監督も初のホーム開幕で勝ちたかったなってところなんで。ああいう結果になったのは、すごい申し訳ないと」
またも「申し訳ない」というフレーズが飛び出した。一回、先頭の梶原の初球に155キロを計測すると、スタンドから歓声があがった。1-0の三回、牧に真ん中高めの152キロの直球を左翼席に被弾したが、四回を三者凡退。五回は3者連続三振。さらに乗っていけるか、というところで暗転した。
藤川監督は「なんと言うのかな。むこう(DeNA)にうまく、いいタイミングで次の点を渡してしまったというか」と才木をかばったが、開幕戦で8回⅔を投げて無失点で開幕星を挙げた同学年の村上に続きたかった。
「(チームも)僕も切り替えて来週しっかり調整して、甲子園ですけど、いい入りができるようにやっていけたら」
次回登板は甲子園開幕となる8日のヤクルト戦だ。京セラドームで勝てなかった悔しさは、正真正銘のホームで晴らす。
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