及川が移籍決定の浜地に惜別コメント

及川が移籍決定の浜地に惜別コメント

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現役ドラフトでベイスターズへの移籍が決定した浜地投手に対して、これまで共に戦ってきた及川投手が惜別のコメントを残しました。厳しいプロの世界、出会いがあれば別れもあります。次に会う時は敵と味方。真剣勝負で盛り上げてほしいですね!

【鳴尾浜通信】阪神・及川雅貴が現役ドラフトで移籍の浜地真澄に惜別メッセージ 「思い入れのある先輩。(対戦は)真っすぐ勝負で」
サンケイスポーツより)

12月9日。第3回現役ドラフトが開催され、阪神からは浜地真澄投手(26)がDeNAに移籍することとなった。同僚だった及川雅貴投手(23)が、かわいがってくれた先輩への惜別の思いを語った。

「よくしてもらっていたのでさびしいですね。自分だけかもしれないですけど、思い入れのある先輩。11月、キャンプ中も、道の駅においしいカレー屋さんがあって、2人で行ったりとか。また違った形で恩返しできるようにと思います」

高知・安芸での秋季キャンプ中に食事をともにしてから1カ月もたっていない。面倒を見てくれる、優しい先輩だった。浜地の移籍が発表された日、及川はSNSに浜地に後ろから抱きつかれるような写真を投稿。その1枚から、お世話になった先輩が違うユニホームに袖を通すさみしさがにじみ出ていた。

及川は2020年に阪神に入団。浜地は17年で3学年上の同じ高卒投手として、ともに戦ってきた。今季まで自身は寮生活だったため関西で食事に行くことはなかったが、キャンプ中や遠征先のホテルでコンビニなどへ外出するときにはいつも一緒だった。

「自分が1軍にいれば関東に行く機会もあるし、それこそ投げ合うというのもある。引き続きごはんにも行けたらと」

胸を張って再開するために、シーズンオフへ気合を入れた。及川は今季から先発に挑戦し、先発初勝利を挙げるなど5試合で先発するも、指のマメをつぶすアクシデントなどもあり1軍定着とはならなかった。来季の目標は先発ローテ奪取。今までは夢にも思わなかった対戦も実現するかもしれない。打者としての勝負について問われた際には、うれしそうに先輩への〝要望〟を語った。

「ピッチャーなので、真っすぐ勝負で」

次に会うときは対戦相手として顔を合わせる。マウンドでも、バッターボックスでも、感謝の思いを込めて全力で立ち向かう。

 

■及川 雅貴(およかわ・まさき)2001(平成13)年4月18日生まれ、23歳。千葉・匝瑳市出身。匝瑳市立須賀小3年時に須賀スポーツ少年団で野球を始め、八日市場第二中時代は匝瑳リトルシニアに所属。横浜高では2年秋からエース。1年夏、2年夏、3年春と3度甲子園に出場した。20年D3位で阪神入団。今季は9試合登板で1勝3敗、防御率2・76。184センチ、81キロ。左投げ左打ち。来季年俸300万円。背番号「37」

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