2025年11月18日、阪神は大山悠輔選手と契約更改交渉を行った。契約は昨オフに締結した5年契約の2年目であり、今回の交渉で契約内容に変更はなく「現状維持」で合意となった。年俸は推定3億4000万円、強打者としての評価を維持している。交渉後の会見では、大山は「昨季(2025年シーズン)は良い部分もあったが、課題もあった」と語っており、自分の成績・貢献に対して「もっとやらなければならない」という強い決意を示している。球団としてはこの5年契約の2年目となる来季に向けて、「連覇」を目指す意志を互いに確認したことが報じられた。
2025年シーズンの成績と役割
2025年の大山は、主に5番打者として起用された。打撃成績は打率.264、13本塁打、75打点。出塁率はリーグ2位の.363を記録した。得点圏打率は.316とチームトップ。得点機会での勝負強さも一定の結果を残した。
また、通算での節目となる記録も複数刻み、クラブおよびファンの間で“クラシックな主力打者”としての存在感を再確認させる一年となった。ただし、シーズン終盤およびポストシーズン(日本シリーズ)では、打撃が振るわず、本人も「チームの勝利に貢献できなかった悔しさ」を口にしており、課題の残る終わり方となってしまった。
2026年シーズンへの展望
大山の契約状況と直近成績を踏まえると、来季は以下のような期待が高まる。
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主力クリーンアップの柱としての継続
5年契約の2年目。昨季も「5番」の主軸として起用され、打点・出塁率などで一定の結果を残した。来季もクリーンアップ打線の核として期待される。 -
勝負どころでの打撃改善への重責
得点圏で高い打率を残した一方で、シーズン終盤やポストシーズンでの不振、打撃成績の波が報じられた。来季は安定した打撃と波の少ない成績維持が、チームの優勝に直結する。 -
チームの“連覇”のキーマン
クラブとして連覇を目指す中で、長打力・得点力を期待される大山は中心選手の一人。昨季の実績からも、来季は「結果と責任」がより重くのしかかる立場である。 -
精神的なプレッシャーに打ち克つ
クリーンナップを担うベテランとして、常に満員の甲子園では結果を残す事を求められる。重圧に打ち克つ精神面およびプレーの安定性が重要になる。
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来季の注目点
今回の契約更改では「現状維持」となった大山に対しては、チームとしての期待、そして評価が「実力と貢献を認めつつ、厳しい部分もあった」というものであった事を語っている。打率・打点・出塁率など一定の結果を残したとはいえ、シーズン終盤や大舞台での打撃不振はファンからも厳しい意見があった。来季はこのあたりの安定性がカギになる。5年契約の2年目であること、そしてチームが目指す「連覇」というプレッシャー――これらをどう消化し、期待に応えるかが、大山の今後の評価を左右する。周囲の若手や他の主力打者との兼ね合いの中で、自らの居場所と役割を維持できるかも重要だ。
“実績”を上回る“覚醒”に期待大
2024年オフのチーム残留、そして今回2025年オフの契約更改によって、大山悠輔はタイガースにとって必要不可欠なピースである事を改めて感じさせられる。これは、昨季の“打点・出塁率・得点圏での勝負強さ”など、一定の実績がチームに認められた証左である。しかし同時に、昨季終盤およびポストシーズンでの不振、そして「もっとやらなければならない」と本人が語ったように、来季はより高い結果と安定が求められる。
5年契約の“2年目”。クリーンアップの主軸として、昨季までの経験を武器に、再び打席に立つ――。
来季、大山悠輔がどのような活躍を見せるか。阪神の命運とともに注目が集まる。

