男泣き大竹、超満員の甲子園で堂々6勝目!

男泣き大竹、超満員の甲子園で堂々6勝目!

投稿者:

“One for All,All for One”
この言葉を地でいくような試合展開に、大竹投手は溢れ出る想いを抑えることができませんでした。移籍後、無傷の6連勝に甲子園4万超の虎キチは大歓声を上げました。これで2位ベイスターズとはなんと6ゲーム差です。今日も勝ちましょう!

阪神・大竹耕太郎、代打を送られた直後の近本V撃で号泣 無傷のハーラー単独トップ6勝! チームは5月2度目の7連勝で30勝両リーグ一番乗り DeNAに6ゲーム差や!
サンケイスポーツより)

阪神は巨人に3-2で勝利し、5月2度目の7連勝で今季最多の貯金「16」とした。両リーグ最速、球団最速タイの45試合目で30勝に到達。立役者の大竹耕太郎投手(27)は、近本光司外野手(28)のV打が飛び出した直後、ベンチで思わず号泣し、7回無失点でハーラー単独トップに立つ無傷の6連勝をつかんだ。2位のDeNAが敗れ6ゲーム差。泣けるほど強い! 強すぎる!!

二遊間を破っていった勝利への軌道に、大竹は大はしゃぎでベンチ前へ飛び出した。ひと呼吸置き腰を下ろすと、今度は両目からあふれ出る熱いモノを止められなくなった。代打を送られて、信じ、願って声を張った七回。頼もしい仲間たちが勝ち投手にしてくれた。チームを両リーグ最速の30勝に到達させる、自己最多&リーグ単独トップの6勝目だ。

「立ち上がりにヒットを打たれる中で動じずに、後半は尻上がりに投げられたので、そのへんが良かったと思います」

果敢に振ってくる巨人打線の意図を感じ取り、「抑えようという気持ちが強すぎたので、やる気を削ぐ感じで」と逆手に取った。グリフィンとの投手戦にも一歩も引かない。七回、先頭・大城卓に安打され代走の増田大を送られた勝負どころも、落ち着き払って長野を遊ゴロ併殺に斬った。

この時点での投球数は90。七回1死からの攻撃で坂本が四球を選び、続く木浪が投前犠打を決めるところまでは、次打者として打席へ向かう準備をしていた。だが2死二塁となり、代打・渡辺諒を送られた。前回20日の広島戦(甲子園)も7回零封だったが、援護がなく勝てていなかった。祈るしかなかった。渡辺諒は四球。祈り続けた。そこで近本が千金の中前適時打を放つから、感情が爆発してしまった。

「一人はみんなのために、みんなは一人のために。そういうチームプレーを感じたので、思わず出ました」

ヒーローインタビューで問われ、涙のワケを明かした。投手のプライドは、当然あった。だが、仲間たちの必死のつなぎに、心を揺さぶられた。「0-0だったらもっと投げたかったですし、そこをしっかりと代打がつないでくれて、単純に気持ちの面ですごく感じるものがありました」。昨年12月の現役ドラフトでソフトバンクから加入。温かく迎えて入れてくれた仲間たちは、どんなときも励みになる声をかけてくれる。「そういう普段があるので、味方がエラーをしても代わりに俺が抑えようという気持ちにさせてくれるようなチームメート。いいチームだと思います」。その言葉通り四回2死で中野が二ゴロ失策を犯したが、続く長野をあっさりと投ゴロに料理。大竹も仲間のために、投げている。

これで自身17イニング連続無失点。規定投球回には「⅓」届かないが防御率は驚異の0・40だ。無傷で、自己最多6勝を積み上げた。

「1年間投げることが先発として大事なこと。一気に火がバッとついてポッと消えるような投手ではいけない。〝強火〟をかけ続けられるようにしたい」

2位のDeNAとも6ゲーム差。独走に入る。5月2度目の7連勝、両リーグ最速30勝到達の立役者・大竹が、身も心も熱く投げ抜き、虎をまだまだ燃え上がらせる。

 

————————————

阪神タイガースNEWSがてんこ盛り!
その他の記事はサンケイスポーツで!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です