立ち上がりはお任せ!村上がCSでの“完封”決意

立ち上がりはお任せ!村上がCSでの“完封”決意

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CSファイナルステージから出場となるタイガースにとって、1stステージを勝ち上がり勢いに乗る相手と実戦間隔が空いた状態で対戦する試合の序盤戦はとても重要です。村上投手は、しょっぱなからしっかり抑えてモメンタムを引き寄せてくれるはず。頼りになる存在です。

阪神・村上頌樹、CSでも一回無失点男継続や! 登板予定だったフェニックス・リーグ初戦中止も動じず CSファーストステージ勝利チームの勢いも一回に止める
サンケイスポーツより)

阪神・村上頌樹投手(25)は9日、クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージへ向けた調整の場として先発予定だったフェニックス・リーグの巨人戦(サンマリン)が中止となり、10日のヤクルト戦(西都)へのスライド登板が決まった。今季、立ち上がりの一回に1点も失わず無四球だった右腕が、CSでも盤石の立ち上がりをみせ、勝ち上がってくる敵の勢いを食い止める!

昨年、立ち上がろうともがいていた宮崎の地から、今年は絶対に負けられない舞台へと飛び上がる。相手がファーストステージで勢いをつけて挑んでくる今季のCSでこそ、村上の「一回」の強さが最強の武器となる。

「立ち上がりはテンポよく行きたいというのがあった。流れを持ってくるために、しっかり投げようと思って毎回(マウンドに)上がっていました」

明かしたのは、大ブレークを果たした今季一度たりとも「一回」に失点しなかった秘けつだ。21試合に先発したが一回は被打率・125、与えた四死球もゼロ。投手の「永遠の課題」ともいわれる立ち上がりの難しさとはまったく無縁のシーズンを過ごし、10勝6敗、防御率1・75の躍動で最優秀防御率のタイトルを獲得へつなげた。

18日から始まるCSファイナルステージでは、相手がファーストステージで勢いに乗ってくるだけに、一回がより重要となる。村上も「先制点が大事。あげないように、立ち上がりから全力でいきたい」とイメージは十分だ。

この日は、調整登板に予定していたフェニックス・リーグの巨人戦が中止となり、スライドで10日のヤクルト戦(西都)に登板することが決まった。だが、キャッチボールやダッシュ、ラダーを使ったトレーニングで体の切れを養い「1回(スライドは)したことがあるので。それは何も問題なくいけると思う」と動じることはない。

昨シーズンまで1軍わずか2登板で未勝利だった。昨年のこの時期は、同じ宮崎の地で牙を研いでいたところだった。

「去年のフェニックスからストレートの質を上げようということでやっていた。それが今までに結びついてきたのかなという形。今回はよりしっかり調整できるようにやっていきたい」

日本一に向かい、思いを込めて踏み出す。最終チェックのマウンドに臨み、勝負の「一回」へと踏み出す。

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